「各務原まつり」に登場した戦闘機カラーのマスタング

LBWK LIBERTY WALK
CUSTOM OWNERS FILE②
FORD MUSTANG
LBWK CUSTOM OWNERS FILE
FORD MUSTANG OWNER : 犬塚貴志
ワイドボディやスラムドスタイルはサラッとラフに乗りこなせ!
日本のみならず世界にその名を轟かせるリバティーウォーク。その独創的なスタイルに魅了されるファンは国内外を問わず増殖中。常にトレンドの最先端を行く姿勢は多くのカスタムフリークたちを虜にし、同社のカスタムコンプリートモデルを指名買いするユーザーも多い。しかし、クルマは飾って眺める物じゃない。ラフに走らせて楽しんでこそ本当の価値がある。
各務原まつりで話題となったクルマ!
2019年の9月、岐阜県の各務原市で開催された「各務原まつり」に登場した戦闘機カラーのマスタング。実はその一カ月前にオーナーとなり、現地まで乗りつけたのが紹介する犬塚さんだ。航空自衛隊、飛行開発実験団のF‐4EJ、F‐15J、F‐2Aが、リバティーウォーク製作の戦闘機シリーズ(アヴェンタドール、ウラカン、フェラーリ458、BMW435i、R35GT-R)が集結する姿はユーチューブでも話題となり、まるでハリウッド映画の様な超絶なインパクトを誇る。撮影当日、犬塚さんは仕事の都合で遅れて参加となったのだが、その存在感の高さは別格。
戦闘機カラーと簡単に言っても、リベット打ちの部分など高速で空を舞うことで発生すると見立てた黒い風切りの跡を筆頭に、フロントボンネット先端の擦れや傷まで忠実に塗装で再現されている点は、もはや芸術の域。大げさかもしれないが、実際に空を飛んできたかの様な錯覚すら覚える程にリアルだ。「思わず実車をじっくり撮ることができて光栄です!」とオーナーと話をすると、最初は皆そういってくれるんだけど、仕事先に乗り付けても見慣れてくると「またあのクルマで通勤している程度にしか思われなくて…、その位自分にとっては日常で、割と普通に乗っています」と。戦闘機マスタングの人! で覚えてもらえるのは本望。「もう見慣れた」と言われるくらい当たり前にデイリーユースすることこそ、クルマ冥利に尽きると言えるだろう。
真鍮の様な風合いのエンブレムも塗装で表現しており、コンセプトが明確かつ徹底されている正真正銘のショーカー。カジュアルな戦闘機塗装や、ヤレた感じを演出するエイジング塗装とは一線を画す、仕立ての良さも特筆物だ。 こちらのページで紹介するワイドボディマスタング とパーツ構成はほぼ同じなのに、まるで数年間戦地で活躍して帰還したかの様な印象をもたらせる別格のオーラが漂う。マフラーはFI可変バルブ式を採用しており、日常走行で音量をマイルドに切り替え可能なこともデイリーユースを可能にするギミックの一つとなる。
THANKS:LIBERTY WALK
TEL:0561-51-0001HP:https://libertywalk.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載
最新記事

2025/07/03
キチンと整備すれば普通に走る!カスタムすればもっと楽しめる!【東海カーズ】
ビンテージカーって乗りこなすの大変なんでしょ!? と多くの人が思うだろう。もちろん現代車の様な扱いはできないが、付き合い方やメンテ、さらにはカスタムすれば普通に乗れちゃいますよ♪

2025/07/01
【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV
90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2025/06/27
当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ
ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25
【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様
映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。