ノーマル派もカスタム派も、狙うべき稀少モデルここにあり!

クーペ

ビンテージ

シボレー

キャデラック

THE VINTAGE

アメマガ2021年1月号

グレイスキャブ

愛知県

クーペデビル

カマロ

1967 Chevrolet Camaro
1966 Cadillac Deville Coupe

THE VINTAGE ビンテージアメリカンの魅力


1967 Chevrolet Camaro / 1966 Cadillac Deville Coupe

ヴィンテージモデルをベースにカスタムを取り入れるグレイスキャブで今、マニアが喜ぶハイコンディションのモデルが販売中だ。オリジナルを生かして乗るもよし、流行のヴィンテージカスタムを追うのもありだろう。悩む前に現物を見るべし!

価格が上昇にあるため買い時は今かも?

全国各地のカーショーに積極的に参加し、幅広いカスタムをハイレベルで披露する愛知県のグレイスキャブ。カスタムベースとなる車両もオールラウンドで、SUVからセダン・クーペ、そしてヴィンテージモデルにまで広がる。アメリカで流行する、60~70年代のモデルを使いボディをブラッシュアップし、最新ホイールを組み込むスタイルは十八番だ。

 

だが今回紹介する67カマロと66ドゥビルは、得意とするカスタムテイストには染まっておらず、あくまでもベース車両の品質の高さにグレイスキャブが一目惚れして仕入れた車両だ。

1967 Chevrolet Camaro

ボディスタイリングから、69年型が人気の高いカマロだが、純粋なファーストモデルとしてマニアの憧れとなるのは、やはり67年型。その67が市場に出回ることだけでも稀だが、ここまで状態の良さを維持しているのは珍しい。MSD、ホーリーキャブで強化されたエンジンは350。ホイールは18インチのアメリカンレーシングに交換されている。

1966 Cadillac Deville Coupe

一方のドゥビルは、20インチホイールを履き、2輪独立ハイスピードエアサスを搭載。50年代の初期型に比べテールフィンこそ小ぶりになったが、今でも色褪せない独特の個性はさすがキャデラック様。そのホワイトのボディに、レッドレザーのインテリアのコントラストは抜群に映える。 価格が上昇しているモデルだけに、2台とも400万円台で購入できる価格とあれば、候補になるのは間違いない。ヴィンテージモデルの出会いは運命だ!

1967 シボレーカマロ

_MG_5206

初代カマロのエンジンは2種の直6と5種のV8エンジンがラインナップしていた。今回の車両は350(5.7L)を搭載する。MDSデジタルイグニッションコントロール、ホーリーキャブ、電動ファンを使い強化されている。

_MG_5211 _MG_5250 _MG_5241

インテリアカラーも多くのタイプが存在した初代カマロ。ブラックレザーのシートは年季を感じさせないコンディションを保つ。社外エアコン装備、デジタルメーターに変更されている。ミッションは3AT。

_MG_5291 _MG_5277 アメリカンレーシング

67年型を語る上で外せないのがやはり三角窓。67だけの装備であり、マニアは必ず注目する部分だ。グリルのヘッドライト内側のパーキングランプは丸形なのも67の特徴だ。ホイールはアメリカンレーシングの18インチに変更されている。ホディの状態は間違いなく高いレベルにある。

1966 キャデラック ドゥビルクーペ

_MG_5414

エンジンはオリジナルのV8・430(7.0L)を搭載し、345hp を発揮する。エンジンのレスポンスもコンディションは上々だ。

_MG_5427 _MG_5422 _MG_5442 _MG_5451

インテリアはレッドで統一され、ホワイトボディとのコントラストは抜群。エアコン、パワーウィンドウといった装備はもちろん、ETCやブルートゥースオーディオも備わる。ミッションはコラム3AT。エアサススイッチはセンター下部に配置されている。

1966 Cadillac Deville Coupe 1966 Cadillac Deville Coupe 1966 Cadillac Deville Coupe

セダンやコンバーチブルモデルも存在するが、撮影車両は2ドアクーペモデル。全長は5690mm。車幅は2mを超える。2輪独立ハイスピードエアサスを搭載し、社外の20インチホイールを装着。


GraceCab【グレイスキャブ】

TEL:0568-35-7790
URL:http://gracecab.jp/
_MG_5472


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 1月号掲載

関連記事

RELATED


69年モデルのカマロにエスパイさんのグラフティを施し独特なオーラを放つ

1969 Chevrolet Camaro

69年モデルのカマロに「和」のイメージを得意とする遊鷹さんのグラフィックを施した

1969 Chevrolet Camaro

【1969年型 シボレーカマロ】絶品コンディションのベビーカマロ

官能のビンテージアメリカン Vintage Ecstasy オリジナルブランドを展開し、エスカレードなど高級SUVカスタムを提案するAZRことアズールモータリング。しかし同店の魅力は、こうしたヴィンテージカーの扱いにもある。

1969 Chevrolet Camaro RS
1969 Chevrolet Camaro Convertible

やっぱりカマロが大好き!その中でも69カマロが1番かな?

アメ車専門店の中でも、とくにビンテージを豊富に取り揃える東海カーズ。代表の細井さんはプライベートでも複数台所有するほどカマロが大好き。なので今回も、今まで紹介していない個体の登場だ。

カジュアルか、アダルトな路線か、カーズなら欲しいクルマがある!【東海カーズ】

色々なアメ車を乗り尽くした人も、これからアメ車に乗ろうと思う人も、やっぱり気になるのは現代車にはない味があるビンテージアメリカン。でも、比べられるほど台数はないし、お気に入りのクルマを待っているうちに価格は絶賛高騰中!でも愛知の東海カーズなら驚くほど多くの在庫があるので、見比べて選ぶことが可能だ!

 

最新記事


2024/09/13

【1995y シボレーサバーバン】外装だけでなくエンジンや足回りもアレンジしたい

SUV

シボレー

アメ車専門店のスタッフはどんな愛車を所有しているのだろう?そんな素朴な疑問からスタートしたこのコーナー。チャレンジャー専門店でカスタムやメンテナンスを担当する上原さんに話を聞いてみた。

2024/09/12

愛車復活の儀式フロアカーペットの交換!!防音断熱材も貼って快適車内空間へ生まれ変わる

メンテナンス

経年劣化が進むのは、外装だけじゃなく内装も進行していく。中でも年数と共に汚れが目立ち、悪臭の原因となるのがフロアカーペット。頑張って掃除をしても限界があるため、そんな時は、思い切って張り替えも選択肢。豊富なカラーから選ぶこともでき、車内の雰囲気は一気に変わっていくぞ!

2024/09/11

カスタムのセオリーが別次元、奥深きコルベットC8カスタムの世界

クーペ

シボレー

ミッドシップ化によってC7以前とは勝手が異なり、スーパーカーとしての装いが映える個体へと進化したC8。まだモデルケースの少ないC8カスタムシーンの中でオートメッセ出展を果たした、最旬スタイルに迫る!

2024/09/10

アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in Aichi」が開催!

アメマガミーティング

イベントレポート

アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in 愛知」が9月8日(日)、名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場で開催された。アメ車マガジンの愛知でのイベントは2023年5月スカイエキスポで開催のamZ以来の1年ぶり。

ランキング


2018/03/22

フォードのセダンピックアップ「ランチェロ」という選択 フォードランチェロ【フォードライブクロスフィールド】

ピックアップトラック

ビンテージ

フォード

ラッピング&ペイント

セダンピックアップにおいて、シボレー・エルカミーノと人気を二分するのが、フォード・ランチェロ。日本国内ではエルカミーノの人気・注目度が高く、ランチェロはレアな1台でもある。

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2024/09/13

【1995y シボレーサバーバン】外装だけでなくエンジンや足回りもアレンジしたい

SUV

シボレー

アメ車専門店のスタッフはどんな愛車を所有しているのだろう?そんな素朴な疑問からスタートしたこのコーナー。チャレンジャー専門店でカスタムやメンテナンスを担当する上原さんに話を聞いてみた。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger