ブリットの後継モデルとして新たに追加されたマスタングマッハ1

クーペ

フォード

BUBU阪神

マスタング

マスタング mach1 PREMIUM

アメマガ2021年10月号

マスタング mach 1

兵庫県

2021 FORD MUSTANG MACH 1 PREMIUM
HIGH PERFORMANCE MUSCLE CARS


2021 FORD MUSTANG MACH 1 PREMIUM

HIGH PERFORMANCE MUSCLE CARS

ブリットの後継モデルとして2021年新たに追加されたマッハ1が日本に上陸!

ここ数年マスタングのラインナップが凄まじい!大排気量のNAエンジンにマニュアルシフトを搭載するモデルだけでも選択肢が豊富にあるのは、年々減少傾向なモータースポーツシーンにおいて贅沢な悩みである。その大本命として2021年新たに加わったモデルが販売期間や台数未定の限定モデル「マッハ1」だ!

レーシーかつスパルタンで操る喜びを格上げ!

1968年モデルのマスタングGT390ファストバックをベースに誕生したブリッドを現在のマスタングで再現した「ブリット」は、ハイランドグリーンの落ち着いた英国的なカラーコントラストで落ち着いた紳士の様な雰囲気。例えるならオーダースーツに身を包んだジェントルマン。

 

一方その後継モデルとして登場したマッハ1は、トップアスリートの如く国際大会に出場するユニホームに身を包んだストイックなスポーツマン。ファイタージェットグレーに初代マッハ1をオマージュしたサイドストライプやボンネットフードストライプ、オレンジのブレンボブレーキキャリパーなど、視覚的にいかにもレーシーな雰囲気を醸し出しており、専用シートにも同色オレンジの差し色が取り入れられる。ドアシルプレートにはチェック柄のロゴがあしらわれ、見るからにタダモノではないオーラを放っている。

2021 FORD MUSTANG MACH 1 PREMIUM

そのビジュアルから察する期待どおり、いやそれを上回るスペックは現行マスタング各モデルの良い部分を見事に融合させた集合体となっており、ミッションは6速マニュアルか10速ATをセレクトできる。GT350用オイルクーラーにGT用のツインプレートクラッチ、ショートスティックシフトレバーの採用のほか、マスタング初のレブマッチ機能まで完備。

 

高剛性のステアリングシャフト採用にGTハイパフォーマンスモデル用の足回りやパワステ、ブレーキ、リアサブフレームや各種コントロールアーム、おまけにタイヤはGT350用を履く。まるで各モデルの長所をあぶり出し、そのすべてを惜しみなく導入したようなモデルである。

 

レーシーかつスパルタンな装いに相応しいハイスペック、そして何よりレアな限定モデルであることは操る喜びとしてはもちろん、所有する喜びも格別の一台。BCDにはそんな〝刺さる一台〟が盛りだくさんであることも嬉しい悩みである。

DSC_0127

昨今のカーデザインは顔力重視。大きなグリルに眼力を強調したフェイスがトレンドではあるが、このマッハ1に関してはむしろ上から見た時のタフネスさが魅力。初代モデルをオマージュしたデカールが専用ボンネットフードと絶妙にマッチして、スパルタンな印象を色濃く感じさせてくれる。

DSC_0134

フロント9.5J、リア10Jの19インチにミシュランパイロットスポーツ4S の255/40R19、275/40R19のタイヤを装着。このサイズ感はGT500と同等。ブレンボ製6ポットキャリパーと大口径ローターを採用しており、キャリパーカラーがデカールにマッチしてレーシーさに拍車をかける。

DSC_0196 DSC_0202DSC_0251

5.0LのV8エンジンを搭載するマッハ1。ノーマルのGTと比べて20hp上回る480hpを弾き出すハイパフォーマンスモデル。専用のタワーバーで剛性を高め、剥き出しのエアクリーナーや専用エギゾーストマフラーによる吸排気効率向上など、レーシーな装いに相応しいギミックが満載。シェルビーGT500ほど荒々しくスパルタンな味付けではないので、街乗りも難なくこなせるところも魅力的。

DSC_0168 DSC_0174

基本構造はGTと同様のレイアウトとなるインテリアをベースに追加メーターを配置。メインメーターは液晶メーターを搭載しており、タコメーターもデジタル表示となる。シフトノブはブリット同様に白い球体のショートスティックタイプを採用。マスタングとしては初となるレブマッチ機能を搭載。


BUBU HANSHIN【BUBU阪神】

TEL:06-6427-5151
HP:https://www.bubu.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

最新記事


2023/12/04

色のコダワリは無いが、何故か黄色のチャレンジャーを3台乗り継ぐ

クーペ

ダッジ

走れるチャレンジャーカスタムを提案するCARBOX。ヘルキャットオーナーの竹林さんは、実はこの車両が3台目のチャレンジャーだったりする。

2023/12/01

道なき道の先の目的地へ、クルマ選びは走破性最優先!ラングラーアンリミテッドサハラ

SUV

ジープ

「Jeepとアウトドアは相性が良い」。そんな生温い話ではなく、一歩間違えれば死を覚悟して挑む過酷なクライミングに挑戦し続ける週末冒険家の藤本さん。そんな彼が愛用するラングラーが生々しくてカッコいい!

2023/11/30

半世紀を超えてもなお、ファンを魅了し続けるベビカマ

クーペ

ビンテージ

シボレー

2ℓ搭載がスタンダードになった現代版のシボレー・カマロ。決して現行モデルが物足りない訳じゃない。扱いやすさに快適性、燃費にパフォーマンスと、何を比較しても半世紀前のモデルの比じゃない。それでも魅力的に映えるカマロのファーストモデル。通称「ベビカマ」。その魅力に迫る。

2023/11/29

走りが楽しいクルマだから、潜在能力を引き出したい!【2016 チャレンジャー392スキャットパック】

クーペ

ダッジ

見せるカスタムを施したチャレンジャー数多くあるが、マッスルカーらしく走れるチャレンジャーを提案するのは、広島CARBOXがその最右翼。今回はマッスルカーの本質を楽しむ、オーナーを紹介しよう。

ランキング


2022/05/31

知名度が抜群に高いのがファースト・ジェネレーションのダッジ・チャレンジャー

クーペ

ビンテージ

1973 DODGE CHALLENGER

2019/03/27

漆黒のごとく深い艶を放つシェベル。そのコンセプトはマイアミから生まれたNEW STYLE。

クーペ

ビンテージ

シボレー

アメリカン・ヴィンテージカーの金字塔、シボレー・シェベルについてご紹介。1970年にカスタムされたシボレー・シェベルSSに焦点を当て、その特徴やアップグレードを詳細に解説する。深みのあるブラックボディ、モダンなカスタム、LS1エンジン、大型ホイール、強化ブレーキ、高度なサスペンションなど見どころ満載。

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!
UNDERWOOD BRAND【アンダーウッドブランド】

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]