非の打ちどころがない、ハイパフォーマンスマッスルカーのカマロZL1

CHEVROLET LOVE
CHEVROLET CAMARO ZL1
CHEVROLET CAMARO ZL1
直線加速のみならず、様々なシーンで本領を発揮するモンスターマシン!
鋭さを格段に増したナイフの如きシルエットを特徴とするカマロZL1。心臓部にはコルベットZ06と同じ6.2ℓ/V8 LT4エンジンを搭載し、しかもスーパーチャージャーによって650hp/650lb-ftを叩き出すとなれば、アメ車好きであれば思わずヨダレが垂れそうなほどソソられるハズだ。
コルベットZ06譲りの6.2ℓスーパーチャージドV8エンジンを搭載するZL1。アクセルを踏んだ瞬間の圧倒的な加速感に魅せられてしまうが、10速からなるオートマチックトランスミッションと計算し尽くされたシャシー、足回りのシビアなセッティングが生み出す万能性は目を見張るものがある。
0‐100km/h加速はわずか3.5秒としながらも、ミシガン州の路面が荒れた一般道でも問題なく走破すると本国メディアが報じたとおり、650hpを誇る圧倒的なパワーに対して十分なグリップ力を発揮するシャシーに仕立て上げている。その絶妙な乗り味をアルカンターラ巻きの重厚なステアリングで思いのままに操る感覚はもはや別次元。
かつてアメリカンマッスルカーの醍醐味であった荒々しい感覚を良い意味で残しつつ、素直な足さばきでどんなシーンもドライバーの意のままに操れる様に進化した。
撮影車はサミットホワイト×ジェットブラックのスタイリッシュなモノトーンカラーで、レッドアクセントインテリアと日本人好みのカラーコントラストで構成。
マグネティックライドコントロール、パフォーマンスチューンサスペンション、デュアルモードエギゾースト&クワッドエギゾーストチップにエレクトロニックLSD、ドライバーモードセレクターにフロント6ポッド&リア4ポッドのブレンボブレーキなど、ZL1の名に相応しい数々のハイスペックなチューンが施されているほか、アップルカープレイやブルートゥースなど至れり尽くせりな装備も充実。
650hpクラスのモデルとなれば、1000万円を優に超えるプライスとなるなか、それを切るプライスであるところもポイントで、BUBU阪神 では車両本体価格898万円で販売されている。
一般道からハイウェイ、曲がりくねったアップダウンの激しい峠道まで、どんなシーンもドライバーをその気にさせてくれる次世代マッスルカー。さらには不満や不安を一切感じさせぬハイスペックな優等生。非の打ちどころがないとはまさにこのことである。
ボディ外寸をシェイプすることで車重を90kg落としながらも、シャシーやボディを強靭に仕立て上げる直線基調のフォルム造型美。アンダースポイラーやサイドスカート、リアエンドのルーフスポイラーのアグレッシブな造形美も加わり、まるで空気を切り裂きながら疾走する様なイメージのスタイリングが際立つ。
カーボンファイバーエアダクトがあしらわれるボンネットの中にはひと際存在感を放つコルベットZ06譲りの6.2ℓV8スーパーチャージドLT4エンジンを搭載。最高出力650hp@6400rpm、最大トルク650lbft@3600rpmを誇る。
20インチFORGED ホイールにフロント6ポッド、リア4 ポッドのブレンボブレーキシステムが採用されるZL1。有り余るパワーに応じて制動力の強化は必須であり、ブレンボの優れた制動力はドライバーに安心感を与えてくれる。
ちなみにリアタイヤはオリジナルで305-30ZR20 が装着される。一昔前までは295でも太すぎるといった印象だったが、大きく張り出したリアフェンダーに305サイズのタイヤが収まる姿も圧巻のインパクトである。
スエード素材を多用するスパルタンな印象のインテリアはレーシングカーさながらの雰囲気。シートはRECAROが採用され、赤いステッチを基調にシートベルトも同色で統一されるなど、細部まで仕立ての良さが際立つ。CAMAROのロゴが刻印されるサイドシルプレートもクール!
重厚感溢れるスエード巻きのステアリングに、マニュアルミッションシフトを思わせるZL1専用シフトノブがドライバーをその気にさせる。間接照明機能付きのメインモニターはアップルカープレイを装備し、スマホを連動させるなど最新のデバイスも快適に操作が可能。
現代版マッスルカーの大本命! 一度味わうと虜になる DAYTONA392の魅力
2012&2013年の2年間限定で、復刻した伝説の名車BOSS 302
新型ラムはこれまでのイメージを覆すほどに上質な仕上がり
Thanks:BUBU 阪神
TEL:06-6427-5151
HP:http://www.bubu.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2019年 7月号掲載
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