和テイストの69カマロ。本質的な部分は、やはり「走り」だ。

クーペ

ビンテージ

シボレー

シェビー

愛知県

東海カーズ

アメマガ2020年7月号

カマロSS

過激に挑め!! MUSCLE WARS

カマロ

1969 CHEVY CAMARO

過激に挑め!! MUSCLE WARS


1969 CHEVY CAMARO

走りは本気仕様、見た目は超個性的な和テイスト仕様

こちらのページの、和テイストの69カマロ。 モデルのけいさんがルーフに乗ったそのカットは、色々な意味で話題を提供し一部のビンテージマニアは卒倒したかも。自由気ままなカスタムを施すが、このカマロの本質的な部分は、やはり「走り」だ。

サーキット走行を重視、安定性と信頼性を確保する

シボレーのファクトリーからラインオフし、すでに半世紀以上が経過している1969年型のこのカマロ。昨年までは赤いカラーリングにホワイトのレーシングストライプが入った、ありがちなスタイリングだった。だがその後カーズの細井さんが懇意にしている和テイストのアーティスト「遊鷹」氏によるペイントが施された事で、単なるビンテージカマロとは全く異なる世界観を生み出している。

 

赤いボディカラーということもあり、選んだ絵柄は桜。日本の国花でもあり、和みさえも感じさせるスタイリングを醸し出している。 だが、そこは東海カーズ。中身がノーマル…なんて訳がない! 安定してサーキットを走ることができる様に、というのがコンセプトで、MAXパワーというよりも安定性や信頼性を追求しているのだ。エンジンルームを覗いてみるとアルミラジエターに換装し、電動ファンも追加している。ブレーキマスターシリンダーも一部新品に交換しリフレッシュするが、今後さらにグレードアップをするとか。 キャブ車は車体が傾むくだけで燃料の供給が不安定になりがち。

 

そこでショックはビルシュタインに変更し極力ロールを抑えているが、それに加え燃料ラインにレギュレターを設けることでインジェクターのクルマと同様、常に安定して走れる様に改善している。 桜と鯉ののほほんとした雰囲気とは裏腹に、見えない所には手を加える。人もクルマも見た目じゃないぞ! とさり気ないメッセージが、実は隠されているのだ。

1969 CHEVY CAMARO

グレードはSSで、基本的なスタイリングはノーマルをキープ…というものの、川を遡上する鯉と舞い散る桜の花びらという、大胆なボディペインティングでまるで別のクルマというイメージ。ビレットグリルを追加し、精悍な雰囲気も醸し出す。

_N6I8508_N6I8517 _N6I8513 _N6I8633

半世紀以上前のクルマなので、ノーマルのメーターはアテになるはずがない。そこで最適なシフトタイミングを把握できる様に大型のオートメーターを追加する。ミッションはHURSTの5MTにコンバージョン。フロアの穴が切りっぱなしで御構いなし、というのもカーズらしい所。走りに関係ないところはどーでも良いらしい。ヒール&トゥがしやすい様に、ブレーキペダルを大型化し、アクセルペダルとツライチに。走りに関わる機能的な部分は特にこだわる。

_N6I8618 _N6I8562

グローブボックスがパカパカ開いたり、内装の剥がれはテープで補修。さらにトランク部分はガッツリ穴が空いた状態。「走りに関係ないからこれで十分だし、燃料系のトラブルが発生したらすぐに修理できる」と前向き発言が連発(爆)!

_N6I8528

シートはレカロのフルバケに変更し、サーキット走行でもしっかり体をホールド。フロアマットやリヤシートなど、不要なものは撤去。ちなみに予備のベルトがさりげなく車内に置いていたりする。

_N6I8549

スペックは以下の通り。

engine:Chevy DZ302,crankshaft:forgedsteel,connecting rods :forged-steel,forged piston 11.0:1 compression,2.02intake 1.60inch cylinder heads,Crower custom?camshaft,Crower lifters,Crower pushrods,Edelbrock victor intake?manifold,Mildon oil pan &oil pump,Pete Jackson gear drive,Holley carborator,MSD ignition,Hooker headers


SHOP DATA:TOKAI CARS【東海カーズ】

TEL:0533-86-8890
Mail:info@car-s-mm.com
PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

最新記事


2026/07/03

【2001 ダッジ デュランゴ SLT】「アメ車=ワルっぽさ」を体現する初代デュランゴの魅力と面白さ

SUV

ダッジ

1998~2003年に生産された初代ダッジ・デュランゴ。他には無い独特なフェイスとクラス初の3列シートが、個性を求めるユーザーに支持された。千葉県のガレージジョーカーは、こうした往年のモデルをコツコツ仕入れ、今なお楽しめるモデルとして整備&カスタムに励んでいる。

2026/06/30

【クアートFAB】フルサイズのアメ車だけでなく、最先端のテスラも取り扱い開始

バン

シボレー

カスタム専門店のイメージが定着している岐阜のクアートだが、シンプルなアメ車の販売も実施中。また2025年末からは、新たなカテゴリーとしてテスラもラインナップに加わった!

2026/06/26

セカンドライフの理想を込めた、本当のアイクラーホーム

HOUSE

建築する住宅は、子供たちのことはもちろん、近い将来に夫婦二人で暮らすことを踏まえた平屋建てを要望した加藤さん。それをもとにジェネラルアメリカンホームが提案したのが、ミッドセンチュリー・モダンスタイルのアイクラーホームだ。

2026/06/23

歯科医院のアイコンはラットスタイルのシボレーC10

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

18才の頃、不安はあれど思い切って買った初めてのアメ車。それから時を経て、今では15台のアメ車に囲まれて歯科医院の院長として活躍する田中さんは、ラットスタイルに仕上げたC10をアイコンとして医院前に飾る。そんな田中さんが、アメ車ライフを満喫する上で全幅の信頼を寄せるのがハマーデザインだ。

ランキング


2019/04/08

新技術とボディのダウンサイジングにより アメリカ車の勢力図が一変

ビンテージ

ベーシックなFFモデルも多数登場し、ラインナップにおいても大きな変革期を迎えた。
AMERICAN DAILY VINTAGE CAR

2016/03/24

ランチェロを毎日乗り回せる、その秘密とは【フォード ランチェロ】

ピックアップトラック

ビンテージ

フォード

2022/11/17

テスラモデル3専用設計、次世代パフォーマンスホイール

セダン

ホイール

MTW TW027

2019/11/16

1991年に1年間のみ限定生産された、幻の世界最速のピックアップトラック サイクロン

ピックアップトラック

シボレー

1991 GMC SYCLONE