個性的すぎるフロントマスクは多くの人が間違いなく振り返る【ポンティアック グランビル】

オープン

ポンティアック

アメマガ2023年11月号

グランビル

グレイスキャブ

愛知県

TEH VINTAGE

ポンティアックの絶頂期であった1970年初頭、上質さとパワフルさを備えてデビューしたグランビル。後に到来するオイルショックに翻弄されてしまうが、フルサイズ&大排気量の輝きは、今も決して色褪せない。

THE VINTAGE


オイルショックの直後だから実現できたクルマと言える!

'71 PONTIAC GRAND VILLE CONVERTIBLE × Grace Cab

ガソリン価格の上昇は、我々ドライバーにとって大きな悩みの1つではある。もちろん自動車メーカーも燃費を改善するなど様々な対策を行っているが、今から半世紀ほど前に発生したオイルショックは、クルマの性能だけでなくサイズにも大きな影響を与えたと言えるだろう。

 

オイルショック以前は当たり前の様にフルサイズのクルマや様々なマッスルカーが各社からリリースされていた。BIG3はもちろんだが、GMの1ブランドであったポンティアックも70年代という新たな時代を意識させる意味を込めグランビルを投入。それまでの巨大なテールフィンは完全に消えたわけではないが、かなりコンパクトなスタイルへと変貌を遂げる。丸みを帯びたそれまでのクルマたちとは対照的に、非常にシャープで、定規で描いたかの様なスタイリングを採用。その中でもフロントマスクはバンパーがグリルを回避する様な大胆なデザインとなっており、当時のユーザーたちには新時代の「新しさ」を感じたに違いない。

多種多様なアメ車を取り扱う愛知のグレイスキャブでは、新たに最初期型のグランビル・コンバーチブルが入荷。鮮やかなボディカラーに各部のメッキパーツが映え、まさに70年代の華やかなアメリカを想起させられる。

比較的オリジナルをキープしたスタイルだが、ETCやブルートゥースオーディオなど快適性も追求。14インチのホワイトリボンを組み合わせるが、ラジアルタイヤをチョイスするところが、安全性を疎かにしないグレイスキャブの姿勢が伝わってくる様だ。

真っ赤なボディにメッキの輝きが非常に美しく、いかにも往年のアメ車らしい雰囲気を醸し出す。とくに前期型は大きなグリルを実現するためにバンパーを下げるなど、コストを度外視したデザインを採用。かなり小ぶりになったが、一応テールフィンは健在と言える。

オリジナルには7.5ℓと6.6ℓの2種類のエンジンを設定しているが、この個体には6.6ℓが搭載されている。

ドライバーを包み込む様なラウンドしたインパネを採用。コラムATを採用するため、乗車定員は6名。油温/水温/電圧の3連メーターは、ビンテージカーの必須アイテム。ちなみにドアパネルの内側にはスピーカーが埋め込まれており、お気に入りのサウンドと共にクルーズできる。


THANKS:Grace Cab
TEL:0568-35-7790
HP:http://gracecab.jp/


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2023年11月号掲載


関連記事

RELATED


【カマロSSコンバーチブル】見た目だけのカスタムでなく運動性能も追求したカスタム

ビンテージカーやホットロッドなど、様々なジャンルのカスタムを手掛けるグレイスキャブ。今回紹介するカマロはエアサスを組み込みつつ、運動性能も追求したスタイルだ。

キャデラック デビルに乗れたのは人との出会いがあったから!

「合縁奇縁(あいえんきえん)」という四字熟語があるが、今回登場するオーナーさんとグレイスキャブ・戸田社長の絆は、まさにその通り。イベントのブースというどこにでもある出会いが、無二の親友へと繋がっていく。

【フォードマスタング】マッスルではなくエレガント、流れるようなシルエットに一目惚れ

2023年10月に開催のカーショー「SLS」で、USクーペ部門1位となったマスタング。ボリュームあるボディや統一されたカラーリングが拘りだが、それを日常の足として使うのもオーナーさんの大きな拘りだ。

インターミディエイトとなった最初期のコロネット440

アメリカから上質な車両のみを選別して日本へとインポートしているBUBU。それは最新モデルだけでなく、ビンテージモデルも然り。紹介する1965年型ダッジ・コロネット440コンバーチブルもまた同社が吟味して輸入した極上モデルである。

大排気量のマッスルカーよりも、唯一無二の存在というべきカスタムカーの方が好きだった

クライスラー300を皮切りに、V8 チャレンジャー、そしてこのマスタングと乗り継いできたオーナー氏。誰もが一度は大排気量のマッスルカーに乗りたいと思うが、いざ乗ってみて分かったことは「マッスルよりもカスタムカーが好き」という事実だった。

 

最新記事


2025/12/30

【NITTO】リッジ・グラップラーが描くカスタムジープの現在地

タイヤ

NITTO RIDGE GRAPPLER
【ニットー リッジ・グラップラー】

2025/12/25

【レネキャン】レネゲード10周年!変わらぬ絆、広がる輪

イベントレポート

Rene Camp in Lake Saiko

2025/12/25

チューニングパーツメーカー「HKS」がコルベット用サスペンションを開発

足回り

HKS HIPERMAX TOURING
HKS HIPERMAX S

2025/12/23

【キャデラック エスカレード EXT】地味すぎず奇抜すぎない、絶妙なバランスを意識!

ピックアップトラック

キャデラック

ショップ

株式会社プルーヴ
愛知県一宮市

ランキング


2025/12/30

【NITTO】リッジ・グラップラーが描くカスタムジープの現在地

タイヤ

NITTO RIDGE GRAPPLER
【ニットー リッジ・グラップラー】

2024/03/22

1997年の新車購入から四半世紀を経てフルリメイクを敢行!【1997 シボレー サバーバン】

SUV

シボレー

OBSを語る上で新車からずっと乗り続けているオーナーは非常に興味深い。それがスラムドサバーバン界の重鎮且つ、ショーカーで普段使いまでこなす強者となればなおさらだ。そこで濱田さんに登場頂いた次第だ。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2024/09/18

フルサイズの頂点にして唯一無二の存在感を誇るハマーH1の魅力!

SUV

ハマー

ハマーと言えばH2を連想するほどにH2がアメ車のカスタムシーンを賑わせてきたが、H2や弟分のH3とは一線を画す本気の軍用車ライクなモデルが紹介するH1。乗用モデルに媚びない硬派に徹した威風堂々のスタイルはまさに唯一無二の存在感!