気がつけば10年経っていたので総集編やっちゃいます!【デュランゴの挑戦】
デュランゴ総集編第1弾!
DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】
購入10年目突入総集編 旧マスクアストロ時代からデュランゴを手に入れるまで…の巻
解体屋さんのT&Kインターナショナルに置かれていたデュランゴと、当時の愛車であるアストロをトレードし、2010年5月号から始まったデュランゴ・チャレンジ企画が、ついに10年目を突破!今回はその10年を振り返えるって内容です!
旧マスクアストロとトレードしてください!半ば強引に始まったデュランゴライフ
デュランゴ総集編第2弾! 購入後からカスタムに至るまで【デュランゴの挑戦】
企画で試乗したデュランゴに一目惚れ
現在何度目かの車検を迎え整備中のデュランゴ。ふと「一体何年乗っているんだろう」と気になり、過去のアメマガを遡ってみると、なんと10年が経過していることが判明。「もう10年経つんだなぁ」と、初めて現在のデュランゴに出会った記事を読んでシミジミ。改めてこの10年を振り返るのもありかもと、思った次第だ。
04年に、取材で訪れた千葉県のガレージダイバンの車両置場に眠る旧マスクアストロと出会い、それを復活させるべくアメ車ライフがスタート。
それから6年の間に、DIYを中心にカスタムして、メンテナンスの重要性を知るアストロライフを満喫。そのさなか、様々なミッドサイズSUVを乗り比べする取材企画があって、エクスプローラーやトレイルブレイザーなど色んなモデルを乗ることになったんだけど、その中で一番衝撃を受けたのがデュランゴだったんです。
キングオブ「無骨」なデザイン、爆発的な加速を見せるエンジンなど、当時の僕のアストロにはない「男らしさ」に一目惚れ。その思いが忘れられず、アストロのグリルをダッジ風にまでしてしまったのだ。
「いつかはデュランゴに乗りたい」と憧れを抱いていると、思わぬ出会いが訪れるもんです。アストロで何度もお世話になった解体屋さんのT&Kインターナショナルに、デュランゴが置いていたのだ。それを強引にアストロとトレードしてもらい、晴れてデュランゴオーナーになったのである。
思い出深いアストロを振り返ろう
今じゃ希少モデル!?旧マスクショートボディ
日産・テラノ→ダイハツ・パイザー(マイナー過ぎて誰もしらない笑)と乗り継ぎ、93年型アストロ・ショートボディを購入。長い間放置されていたこともあって、このアストロは雨漏りなど色々とボロだったなぁ。ま、復活させるという名目で購入したので、良い題材だったんだけど…。様々トラブルが発生して、アメ車乗りのメンタルの強さが養われたかな。
今ではめっきり見なくなった旧マスクのショートボディ。アストロ・パネルバンから移植したパネルを埋め込み、パネルバン仕様に。グリルはデュランゴに憧れてダッジ風にDIY。ボンネットのピンストは大のお気に入りだったね。
購入当時はグレーの内装だったんだけど、古臭いイメージがあったので明るいベージュカラーにペイント。大阪のウシオオートモービルに車両を持ち込んで作業したりと、結構大掛かりな工程でしたね。ウーハーボックスの製作やフリップダウンモニター設置など、かなりオーディオや映像関連に力を入れてました。一時期はセカンドシートをサードシートレールに取り付け、フロアをフローリングにしてリムジン仕様にしてたりしてたね~。荷物が滑るので剥がしたけど笑
シートもベージュに張り替え、 ルーフは高年式型アストロから移植。セカンドシートは長いシートレールを制作して、観音ドア付近までスライドできるようになっていたのだ。
12万マイルも走ったがんばり屋さんでもね、そろそろ新しいクルマが欲しい
まさかの運命の出会いでアストロと別れの予感
こつこつカスタムしながらも、メンテナンスに明け暮れた日々だったなぁ。ある程度カスタムに区切りがついたので、売却を検討していたら、希望車種の第一候補であるデュランゴと、とある場所で出会ってしまったのだ。
運命の出会い編
アストロの売却を検討し、次なる候補車両を探していたら、風の便りで聞いた「ウワサ」があったのである。それは、これまでアストロのパーツを探しに度々お邪魔してきた埼玉のT&Kインターナショナルに、決して誰にも教えないベールに包まれたクルマがあるのだとか。それはどうやらSUVらしい…と。折しも希望車両はSUV。その第一候補がダッジ・デュランゴである。でもまさか、デュランゴのはずは…。そんな運命なんてあるワケないと思いつつ、T&Kへ訪れたのでした。
T&Kさん) げっ! そ、相馬さん。お、お久しぶりです(笑)。(シマった! まさか年末のこんな時期に来るとは!せっかく秘密にしてたのに、よりによってアメマガの相馬さんに! 何とかごまかさなきゃ…。そうしないと、う、奪われるッ!)
相馬) ちょっと近くに来たのでご挨拶と思って!(デュ、デュランゴ! 秘密のクルマがまさかデュランゴとは…。これは運命じゃないか! でも、欲しいって顔を表に出しちゃー交渉は負けだ! 冷静になれ! 冷静に!)
T&Kさん) エ、エンジンの調子が悪くて…ダメ…っぽいんですよね~このデュランゴ。あ~残念だ。(ちょっと汚いけれど、ホントはエンジン調子いいんだよね。さっきも一発で掛かったし!)
相馬) へ~ダメなんですか。そりゃ残念だ。(エンジンがダメ?マジで?確かに汚れているけど…。でもさっき、エンジンはビンビンに掛かってたような気がするけど……こりゃ多分ウソだな?ホントは調子いいんじゃね?)
半ば強引にチェック!
目立った損傷はなし!デッキはからっぽ・・・その他良好。サンルーフ。多少の傷は気にしない。
そして、勝手に車両チェックも終えて
T&Kさん) 改まって話って、な、何ですか?(この流れ危険だ! いきなりクルマをチェックして一人で納得してるし。第一、クルマの立ち位置が逆なのは何故? 危険過ぎる!
相馬) え? 言わなくても分かってるでしょ?(このデュランゴは、俺に引き取られる運命なんだよ~!)
相馬) 俺のアストロと交換してチョ♥
T&kさん) やっぱりキターッ!俺のデュランゴがぁぁ!
T&Kさん) 結局、押し切られた…。親父……ゴメン☂
見事デュランゴとトレード成立! 一方アストロは…
さらばアストロ部品取り車としてバラ売りへ
装着しているパーツはどれが売れる?今も使っている人居るのかな?
車両単体の売却を検討したけど、パーツ単体の引き合いが多く、部品取り車としてアストロは使われることに。アストロ全国大会に取り外したパーツを持ち込んだら、ほぼ完売となった。
T&Kさん) 相馬さんが作ったこのグリル、すでに欲しいという電話があるッス。好き者ッスね。
相馬) お~そうなの? 分かる人には分かるんだな~この独特の雰囲気。この世でたったひとつだし
T&Kさん)このホイールは鉄板商品ッス!これが売れなきゃ何が売れるって話です!
相馬)そんなに人気なのコレ?
T&Kさん) キレイに使ってるッスね~。相馬さんってA型ッスか?
相馬) キレイなクルマはとても気持ちがいいですからね。この白系の内装が、女の子受けが良かったんだ~。あの娘とあの娘も…
相馬) ね~これも売っちゃおうよ~。俺だって欲しいんだから~。ね~売っちゃお?
T&Kさん) このヘッドユニットはダメッス!!!!!!!!俺が使うッスから!
T&Kさん) このサイドパネルは貴重ッス!カーゴバンのオーナーから、今から取りに行くって連絡があったッス。
相馬) だって同じの装着してるオーナー見たことないもん。
相馬) このナンバーフレームは、ずっと前から欲しいって人がたくさんいたっけ。デュランゴバージョンも作って欲しいなぁ。
T&K international【ティーアンドケー・インターナショナル】
住所:埼玉県所沢市三ヶ島1-306
URL:http://www.gaishachuukobuhin.com
TEL:04-2947-3322
営業時間:9:30~18:30
定休日:土、日、祝
初めましてデュランゴです。
デュランゴといえばレーストラック早速車両チェック!
展示販売車両ではないのでメンテナンス補修は必要ということを理解して手に入れたデュランゴ
高橋さん) いや~ボロだね。でも、ボロボロじゃないよ
相馬) ……。
高橋さん)本当にコレ乗っていくの?ウチにもデュランゴあるよ?
相馬)えっハイ………イヤ………でも……………あの………一応コレで……お願いします。
高橋さん) これ、エンジン載せ替えてるね。少しは新しいエンジンだから良いんじゃない? 何があったかは知らないけれど…。
デュランゴの第一人者、レーストラックの高橋さんに購入したデュランゴを見せてみた。車両評価は60点と、要交換箇所が多数あり。憧れのデュランゴライフは、メンテからスタートした。
こんな感じでスタートしたデュランゴライフ
JAPAN RACETRUCK TRENDS【ジャパンレーストラックトレンド】
住所:東京都江戸川区東小松川4-37-10
HP:http://www.racetruck-trends.co.jp
TEL:03-5661-3836
営業時間:10:00~21:00
定休日:日
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■写真&文:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載
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