ヒッチキャリアで何をする?何を積む?どう遊ぶ?あると便利なヒッチメンバー!
仕事にプライベートに毎日フル稼働するGMC・ジミー!
EVERYDAY with GMC JIMMY
仕事にプライベートに毎日フル稼働するGMC・ジミー!
ボンネットも無事に綺麗になったし、この夏は再びジミーがフル稼働!で、何気に今まで撮った写真を振り返ってみると、丸目を強調するあまり前アングルばっかり掲載していて、ほとんどリアアングルを載せてこなかった。長年愛用するヒッチキャリアの話も…既に旬ではないが、アウトドアブームに乗っかってヒッチメンバーと愉快なアイデアたちについてお伝えしていこう。
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今からざっと10年ほど前、バランスの水島氏が「アキラくん、これは絶対ジミーに似合う!!いっとくべきやで!!」と、まだCURTってブランドすら日本人に馴染みが薄かった時代に、半ば強引な押し売り状態で取り付けてもらったヒッチメンバー&キャリア。
大き過ぎたキャリアは折り畳むとゲートパネル上まで来て少々オーバースペックだったので後に少し小ぶりなサイズ感に変更したものの、あの時CURTのヒッチメンバーを付けていなかったら、今こうしてキャンプやバイクのツーリングで重宝していなかったと思うと改めて感謝!
で、今回紹介したいのは定番のヒッチキャリアを筆頭に、ヒッチメンバーが折角付いているのに活用できてない方向けに、自分なりの活用法、そして楽しみ方を紹介したいなと。
ジミーで愛用しているのは、駐車時もほとんど邪魔にならない折り畳み式のヒッチキャリア。これがまたリフトアップした車高だと、ちょうど良い高さ加減で便利。
パラソルをたてて休憩スペースにするも、ゴープロを取り付けて動画撮影するもよし。キャンプの際は家族4人乗車で限界のあるラゲッジスペース不足を補い、波乗りに行った際はワックスを塗りこむ際のボードラックとしても有効。 そのほか、バイクラックやネットサーフィンをしていて見つけたユニークなアイテムもあったのでサクッと紹介して行こう。
仕事柄、炎天下で日陰すらないスポットで撮影することも多く、年中こんがり小麦肌がトレードマークではあるが、自分は良くても撮影機材が熱でやられてしまっては困る。
車内に仕舞い込むも漆黒ボディはサウナ状態のため、ベストはなんだかんだいってパラソルだ。ヒッチキャリアはちょうどストロボスタンドや三脚とカメラバックを置けるサイズ感で、キャリアの外側に強力クリップ二つでビーチパラソルを止めれば良い具合の日陰ができ上がる。
また、ローアングルはキャリアを倒して、ハイアングルは折り畳んでと自在にアングルを調整できるゴープロ用の台座としても有効。とはいっても、動画は最近滅多に撮っていないんだけど…。
今回折り畳み式キャリア以外で初めて使用したのが、前から気になっていたバイク用キャリア。220kgまでOKとカタログには記載されているのだが果たして…と疑問を抱きつつも、近所に住むシルバーのラムトラック乗りの友人に借りて初積載。
ラッシングでショックがガッツリ縮む位しっかりと固定して、日頃愛用するガタツキストッパー(ゴープロ写真横の銀色のアイテム)で不安定なガタツキを抑えてやれば、多少ケツ下がりのシルエットは否めないが大阪から淡路島まで終始安心して走ることができた。だけど車高が高すぎて付属のスロープの傾斜がかなり厳しくなり、一人での積み下ろしはさすがにキツイ。
この前は原付ツーリングの愉快な仲間たちが手伝ってくれたおかげで行きも帰りも実現できたけど、頻繁に積載する方はスロープの延長加工か、なるべくリフトアップはマイルドに抑えた方が無難かもしれない。
遊び心溢れるアレンジからフル稼働する達人まで。ヒッチのコアな楽しみ方!
写真はモンスター級スクエアボディのサバーバンでお馴染みの山口さんが2020年のTVWでエントリーしていた赤いチェロキー。初めてお話しさせてもらい「コレ面白いでしょ!」と見せてもらったのが1985y ATC-V70と、専用の自作ヒッチキャリア。
3輪がしっかり固定される様に台座を組み、左右のデッドスペースにはボックスを積めるように工夫。ファットなタイヤがギリギリ収まるジャストフィット加減にウットリ。 ヒッチからの一本フレームを軸に両サイドに補強を入れて強度やガタツキ対策を行なっているところもナイス!
海外サイトを見ているとユニークなアイデアが満載。中でも個人的にツボったのがドッグフード&ウォータートレイ。 律儀にしっかりアイアンで製作して溶接で取り付けている本気具合が堪らない。後は度々紹介されるハンモックも遊び心があって好印象。残りの二つはルーフキャリアとヒッチキャリアの2段活用に留まらず、サイクルキャリアまで駆使した強者。
そして一時期本気で検討していたヒッチ固定式の背面タイヤキャリア。背面タイヤってリアゲート部分に穴をあけて装着するイメージだけに、穴あけ不要で背面タイヤがヒッチピンによるイージーステップな脱着式となれば、意外と需要がありそうだ。
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Photo &Text:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 12月号掲載
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