クーペ

走りのパフォーマンスを大幅強化 1965y シボレーコルベット スティングレイ クーペ【BUBU横浜】

150507_0131

走りのパフォーマンスを大幅強化した1965年モデル【BUBU横浜】

シボレー・コルベット・スティングレイにとって、アメリカ車最速であることはもちろん、そのライバルはヨーロッパ車も念頭に置いておく必要があった。
そのためより強力なエンジンとレースカー並みのブレーキを得たのが1965年モデルにおける最大のセールスポイントだった。
そしてここからコルベットは世界標準となる。

150507_0101

1963年モデルとして華々しくデビューを飾ったシボレー・コルベット・スティングレイは、それまでのクラシカルなロードスターから一転してプロダクションレースの制覇を念頭に置いた硬派なスポーツカーへと変貌を遂げていた。

それはボディ剛性に優れるクーペが存在したこと、そして最初から市販レーサーパッケージが用意されていたことからも理解できた。
そんなコルベット・スティングレイがさらにパフォーマンスをアップさせたのは1965年モデルからのことである。
この年からそれまでは4輪ドラムだったブレーキが強靱な4ポットキャリパーを備えた4輪ベンチレーテッドディスクになったことは、ストリートはもとよりレースでの信頼性が一層向上したことを意味していた。
また従来は327ciのみだったエンジンバリエーションにマークIVビッグブロックの396ciが加わったのもこの年のことだった。
425hpを発生していたこの396ciは、コルベット・スティングレイにとってSCCAプロダクションレースにおける宿命のライバルだったシェルビー・コブラの新型427に対する回答でもあった。

レザーのバケットシート、まさにコクピットという名がふさわしいダッシュボードと視認性に優れたゲージ類、そして操作性の良いステアリング。
スポーツカーとして必要なモノを全て備え、かつ余計なモノは何ひとつ存在しない職人の仕事場のようである。

最大出力365hpを発生していたオプションコードL76ユニット。この上位にはフューエルインジェクションのL84ユニットがあったが、既に旧式化の兆しが見えていたこともあり、時代はコンベンショナルなシングル4バレルキャブへと回帰しようとしていた。
また、リバースロックが付いたスティックシフトこそは、コルベットにおけるホンキの仕様の証でもあった。
マンシー製のM20 4速マニュアルトランスミッションが使われていたのである。

マグスタイルのホイールキャップがこのクルマのキャラクターに似合っている。奥にセットされていたのが4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ。

初期型のスプリットリアウインドウは個性的ではあったものの後方視界に問題があったため、ワンピースタイプへと改められている。

150507_0131

こうしてシボレー・コルベットはアメリカ車はもとより世界を代表するハードでスパルタンなスポーツカーとしての道を突き進んでいくこととなった。それは1960年代を通じて変わることはなかった。
今回紹介している327ci/365hpのL76ユニット搭載モデル。ストリート&ワインディングにおいて、ほぼ最強の座にあったことは間違いない。

150507_0108

■問合せ:BUBU横浜(http://www.bubu.co.jp/)

Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine


関連記事

  1. _B0V9436 風合い豊かな味が醸し出すテイストはまさにヴィンテージデニムのごと…
  2. IMG_8228 今こそゲットしたいアストロ!!【1994 Chevy Astro…
  3. mustang_02_front “超希少”なブリットを手に入れるチャンスあり【ウイングオート】
  4. 0S7A9376 実は絶滅危惧種のサードIROC-Z【1990 Chevy Cam…
  5. 337T5386 乗って楽しんでこそマッスルカーの魅力が分かる【F-PERFORM…
  6. DSC_0223-1 1987y CHEVOROLET MONTECARLO あえて定…
  7. _DSC7910 特注エアサスを組み込み 広島カープの本拠地で完全着地【ジェットシ…
  8. IMG_8993 GROOVY70’s ニッチでレアな過渡期にあった「…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

PAGE TOP