メンテナンス

アクセルを踏まなくても加速?アイドリングが不調です。【デュランゴの挑戦】

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DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】
世界で一台のマッスルSUVへの道Vol.72

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しばらく順調だったデュランゴだけど、アクセルを踏まなくても徐々に加速してしまう症状が発生。停止中もタコメーターが常に1000回転を超えるなど、かなり荒ぶった状態になっちゃいます。これはかなりのストレス。何が起きたんだ?

チェックゲージの警告灯も点灯!

暑そうで暑くなかった夏場も順調に過ごし、毎月のように取材先へ走り続けていたデュランゴ。なんのトラブルもなく、快適、快調なドライブを見せていたんだけど、少し気になる症状が発生してきた。それは、クルマが停止している状態でもエンジン回転数が1000回転以下にならず、常に吹かしている状態になるのだ。その状態は走行中も継続され、アクセルを離してゆっくり進むクリーピング状態であっても回転数は1000回転を超えて、シフトアップまでして加速してしまう。通常はクリーピング時で速度はだいたい10㎞程度。試しにアクセルを踏まないでどれぐらいスピードが出るかやってみたら、なんと60㎞ぐらいまで加速してしまった。この症状が起きてから何が大変って、ノロノロ進む渋滞や、住宅街などの走行が一番疲れる。ノロノロ走りたいのに勝手に加速しちゃうから、ブレーキとエンジンブレーキを多用してなんとか減速させてます。最初はこの症状が起きたり起きなかったりしてたけど、ここ最近は朝一のスタートから100%で発生しちゃうから、運転がとにかく憂鬱でたまらない。本来ならすぐにでも主治医のレーストラックに行くべきだったんだけど中々タイミングが…。そうこうしているうちに、今度はチェックゲージの警告灯まで点灯してしまい、さすがにこれはヤバイということで、久々のレーストラックへ行くことに。一連の症状をレーストラック高橋氏に伝えると「それはアイドル・スピード・コントローラーが原因かも」と。デュランゴではよく見られる症状のようで、僕のようにアイドリングが高くなったり、逆に低い回転数でエンジンがストールこともあるらしい。ともあれ、状態を確認してみることに。

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アイドリング不調の原因はアイドルスピードコントロールバルブの故障

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①インテークチューブを外しスロットルボディを確認。スロットルバルブにゴミなどが詰まり、アイドリング不調になることもある。

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②高橋氏が小指で押さえている部分に、アイドルスピードコントロールバルブの先端がある。ここを強制的に押さえ込んで空気を遮断。すると高回転で不安定だったアイドリングが低くなり一定になった。やはり原因はアイドルスピードコントロールバルブだ。

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③スロットルボディのこの位置にアイドルスピードコントロールバルブが設置されている。

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④写真左が取り外したアイドルスピードコントロールバルブ。右が新品(別車種用)。尖がった先端部分(バルブが吸入口を塞いで空気量を調整する。このバルブが経年劣化などで動かなくなることがある。デュランゴではよく起きる症状なので、10年以上経過した車両で交換した記録がなければ、交換したい消耗部品といえる。

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バルブを交換したらスロットルボディを清掃。とっても繊細な場所なので、清掃はプロに任せるべし!

スキャナーでクルマの状態をチェック!
すると、IAC回路ショートの表示が!

エンジンルームを確認し、目に見える状態でパーツの破損などがないかを確認。その後スキャナーでクルマの状態を確認する。するとスキャナーに「IAC回路ショート」の表示が。IACとはオートマチック・アイドル・スピードの略で、吸入空気量を自動的に制御してアイドリング回転数を一定の数値に保つアイドルスピードコントロールバルブを含む回路になんらかの問題があるということ。スキャナーを使い手動で回転数を下げてみたが、やはり1000回転以下にはならない。逆に回転数を高めても、スムーズな反応が見られなかった。

突然点灯したチェックゲージ
赤文字の警告灯はとにかくビビるよね~

アイドリング不調だけでも結構なストレスだったのに、今度は突然「チェックゲージ」の警告灯が点灯! ただし点灯はほんの一瞬だったけど…。チェックゲージは、メーターパネルにある水温系、電圧計、油圧計のいずれかに異常な数値が出たときに点灯する警告灯だ。点灯しっぱなしはかなり危険な状態なので、必ずプロショップで点検が必要となる。点検したところエンジンオイル量がだいぶ減っていたようで、警告灯が常時点灯する危険レベルではないが、坂道や急ブレーキなどで油圧レベルが変化する要注意な状態であった。エンジンオイルの状態確認は要必須ですぞ! 今回もレーストラックオススメのモティーズオイルを注入して元気回復!

デュランゴの軌跡

埼玉県所沢市にある解体屋「T&Kインターナショナル」に持ち込まれたデュランゴを、当時所有していたアメマガ号アストロと強引に交換トレード。エンジンこそ調子が良かったデュランゴだが、外装にキズも多く、内装もパーツが外されていたりと、一般に売られている車両と比べると程度は中の下。引き取り手がいなければ、今頃はスクラップになってたかも…。そんな状態だったデュランゴを日本一のスタイルにすべく、復活&カスタムをしていくのである。

JAPAN RACETRUCK TRENDS 【ジャパンレーストラックトレンド】
東京都江戸川区松江7-20-12
http://www.racetruck-trends.co.jp
TEL:03-5661-3836 FAX:03-5661-3837
営業:10~21時 定休日:日曜日

これまでの店舗から約10分の距離に店舗移動となったレーストラック。ファクトリー面積は今までの2倍以上にもなり、ますます幅広い展開が可能となった。とにかくデカいファクトリー。フェラーリやランボルギーニまで並ぶ、整備&チューニングのスペシャリストだ。店舗拡大につきスタッフを募集中とのことで、カスタムや整備について勉強したい男気がある方は是非問い合わせてみよう!

■写真&文:相馬一丈

アメ車マガジン 2018年1月号掲載


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