クーペ

SHAFTにて、シャシーダイナモメーターでマスタングの状態をチェック

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No MUSTANG No Life!
MUSTANG SPOOKY【マスタングスプーキー】
なんだか、またサブローの調子が悪い…
健康診断を受けて病状を診断・改善するの巻

昨年からどうにも不機嫌で走ってくれないサブロー号だったが、3カ月前に点火系を一新して復活!…したと思ったのだが、少し前からゴホゴホと咳をするようになり、また不調に…。そこで根本的な原因を究明すべく、以前もチェックしてもらったSHAFTにて、シャシーダイナモメーターでサブロー号の状態をチェックしてもらい、何が悪いのかを診断・改善していただくことにした。

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再び反抗期に突入か?! なぜ機嫌が悪いのか究明

三カ月前に点火系を一新して機嫌が良くなったはずのサブロー号だったが、少し前からまたぐずり出したのだ…。「暑くなってきたからかなぁ」なんて軽く考えていたのだが、日に日に、加速時に「息切れ」をするようになったのだ。そこで、以前もパワーチェックをお願いしたことのある埼玉県深谷市に店を構えるSHAFT(シャフト)に相談。同社には日本で唯一の「マスタング社製シャシーダイナモメーター」があり、完璧なセッティングを行なえるからだ。通常は感覚でどこが悪いのかを探っていかなければならないが、このハイテクマシンのおかげでどこが悪いのかすぐに分かってしまうのだ。結論として、点火タイミングが狂っていて電圧も足りていなかったのだ。

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診断によると、なんと「固定進角」だった…。進角とは、点火タイミングをつかさどる重要なファクターなのだが、要するに固定進角とは進角していなかったということ。普通は進角していないとクルマはまとも動かないと思われがちだが、サブロー号にはV8 6.3ℓのビッグブロックエンジンが搭載されており、調子が悪いなりにも走ってしまっていたのだ。まぁ、それだけ大らかな作りのアメ車だからこそと言えるのだが、本来の走りよりももっさりしていた。いつから固定進角だったのかはもはや不明だが、負圧のバキュームホースが本来繋がっているべき場所と違う所に繋がっており、さらに電圧も足りていなかった(電圧は古い配線が錆びていたりで不具合が生じていた)。これらを改善することにより、本来の走りを取り戻したサブロー号だった。

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SHAFTは元々はハーレーのテクニカルショップなのだが、2017年7月よりマスタング社製シャシーダイナモメーターを導入し四輪のチューニングも行なうようになった。代表の栗原さんは、昔から大のアメ車好きであり、現在もドラッグレースに参戦するカーガイ。栗原さんの豊富なノウハウとハイテクテスターの診断により、マスタング「サブロー号」の状態がすぐに分かってしまったのだ。本来の性能を引き出して走りたい人はSHAFTに相談してみるべし!

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① キャブレターの不調や燃料フィルターが詰まっていることも考えられたが、これらには問題がなかった。しかし負圧のバキュームホースが適正な場所に繋がっていなかったのだ…。

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② 電圧は13.7Vが適正値なのだが、サブロー号は9.9Vしかなかったのだ。電気がうまく流れないというのは人間に例えると血液がちゃんと流れていな不整脈の状態。そりゃ具合悪いわけだ。

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③ 前回のイグニッションコイル交換の際には12V以上あったことを考えると、その後、配線類に問題が起きたと考えられる。インパネ下には様々な配線が混沌としているので改善が必要。

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④ 進角を調整し、点火タイミングを適正に。また混沌としていた配線を応急処置ではあるが整理し適正な電圧に改善。配線を近いうちに引き直さないと、また問題は起こりそうだ。

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⑤ 調整後にテスターにて診断すると、すべて正常値になっていた。これまでも調子は悪かったのだが4MTなのでクルマの症状に合わせた運転を行なっていたために動いていたってこと。

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⑥ 一年以上前にテスターで測定した際には200hp出ていなかったのだが、調整行なったあとは3速までの測定で211hp、トルクは39kg-mに。そう考えると随分前から具合は悪かったようだ…。

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作業後に試乗してみると、これまでのサブロー号とはまるで別モノ!「これがマスタングの本来の性能なのか!!!」と叫んでしまうほどに、太いトルクと加速感を感じることができたのだ。やはりマッスルカーは速くなくてはダメだと実感したのと同時に、日頃のメンテナンスがいかに重要なのかも痛感した。

アメ車マガジン編集部一のヲタク。異常なまでに物欲が強く、モノへのこだわりも人一倍。現在の目標はアベンジャーズのメンバーになること…キャプテンアメリカの本気のシールドをゲットしたので宇宙人との闘いには準備万端…という痛いナイスミドルである。

イジリー木村の初号機「サブロー号」。1968年型のマスタングGTだがシェルビーGT500ルックになっているのが特徴。390ビッグブロックエンジンを搭載したれっきとしたマッスルカーなのだ。

弐号機の「ブシロー号」は1976年型のマスタングⅡ。ようやく自走できるようになったが、不人気車の宿命か、パーツが入手困難につきレストア作業はなかなか進んでいない…。土にかえる日は近い。

完璧なセッティングをしたいならSHAFTへ行け! はSHAFTに相談してみるべし!
「シャフト」では、マスタング社製シャシーダイナモメーターを完備し、パーフェクトな診断を行なうことができる。このハイテクマシンは、2輪、3輪、4輪の車両のパワー、トルク、スピードを測定できるのだ。前輪駆動、後輪駆動に加え、4輪駆動車にも対応。専用アプリケーションで運用し、測定できる最高出力は3000hp!!! 最高速度は2WDで300km/h(190mph) 、AWDで240km/h(150mph)。設置場所の気温や湿度に機械を合わせてから使用、付属する各種のセンサーには補正機能があり、測定器として極めて正確、安定したデータを得られようになっている。またあらゆるメーカーと年式、モデル別に車重や空力特性(エアロダイナミクス)などのデータを集積。測定車両の重量や空力特性を入力することで、実走行で測定したのにとても近いデータを得ることができるというスグレモノなのだ。

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SHAFT Tuning Laboratory
location◆埼玉県深谷市上柴町東3-16-14 柴崎8番倉庫
phone◆048-501-7893 URL◆http://shaft-labo.jp/
営業時間◆10:00~19:00  定休日◆月曜日

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撮影:能勢博史

アメ車マガジン 2018年 7月号掲載


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