シボレー

伝説のモンスタートラック454SS 桁違いの加速を堪能せよ!【ガレージジョーカー】

6

USED CAR
THE PICK UP TEST DRIVE
ショップがイチオシする
アメ車中古車を徹底試乗紹介
1990 CHEVROLET C1500 454SS

もはや入手困難なモデルとしてその名前があがるシボレー・C1500・454SS。通常のC1500の特別グレードで、7.4ℓV8エンジンを搭載する、まさにモンスタートラック。そのレアモデルが千葉県がレジジョーカーに入庫した!

233

IMPRESSIONS
軽く踏み込むとホイールスピン
さすがの7.4ℓ、SSは伊達じゃない!

「ドッドッドッドォ~」。久々にアメ車の大排気量エンジン音を聞くと、感動で思わずニヤケてしまう。ギアをドライブに入れる前から走りたくてウズウズするこの音、エコカー信者には理解できないだろうね。音以上に感動するのが、スタートの加速。やや強く踏み込んだだけでホイールスピンするほど加速レスポンスはバツグンで、スピードメーターはドンドン上がっていく。アクセルを踏まないクリープ状態でも驚くほど前に進んでいくので渋滞中は苦労しそうだが、これも加速の助走と割り切りたい。走りが楽しいクルマは、本当に面白い。それに尽きる。

229

希少性だけではなく品質にもこだわる
安心して乗れるアメ車を提供

レアなUS雑貨販売と、超個性的な小川社長をアメマガで何度もクローズアップしたことにより、千葉県のガレージジョーカーは読者にとっておなじみのショップだろう。同ショップが扱う販売車両は、とにかく品質重視。人気があるモデルをとにかく並べることはせず、納得が行くレベルの状態を保った車両だけを仕入れ、さらに代表的な消耗品も交換して店頭に並べる。それ故、価格だけを見れば他店より高くなってしまう場合もあるが、それはオーナーに安心して長く乗ってもらうための先行投資が含まれる。安い車両を購入し、後に同ショップが行なった消耗品を交換しようとすると、その金額はかなりの額になるはずだ。ヴィンテージモデルが一番の好物だという小川氏だが、店頭に並ぶ多くは90年台モデル。その理由は、この年代のアメ車がメンテナンス性にも優れ、パーツもまだ入手できて一般ユーザーにおすすめできるからだと語る。今回注目したのは、長い歴史を持つシボレーC/Kトラックの中で、入手困難なレアモデルとして名前があがるC1500・454SS。90年~93年の4年間だけ生産された、特別スポーツグレードだ。90年台後半の日本のアメ車ブームの際には大きく注目され、リッチなカスタムベースに選ばれた。しかし現在その個体数は激減し、ノーマルはほぼ絶滅。今回のモデルは、ノーマルに近い希少なモデルだ。

年々個体数が減少するレアモデル
ノーマルテイストがさらに希少

カスタムベースとして人気を博したC1500。現存するモデルは、ほぼカスタムされてるといっていい。同じように454SSもカスタムされたモデルがほとんどで、この車両のようにノーマルに近い状態を保っているのはかなり希少だ。

インテリアも状態良し
程度は最高級だ

90年~93年の4年間だけ生産されたC1500・454SS。「SS」とはスーパースポーツの略で、シボレーのハイパフォーマンスグレードだ。「454」とはアメリカのエンジン容量(キュービックインチ)で、日本的に言えば7.4ℓ。一般的なC1500のエンジンが5.7ℓだから、いかに巨大エンジンを搭載しているかが分かる。その454SSの生産台数はトータルで1万6953台といわれ、初年度の90年が一番生産数が多い。今回のモデルも90年モデルだ。仕様はモデルイヤーによって異なり、90年型はミッションが3ATで、1年以降は4AT。エンジンもブラッシュアップして230hpから255hpへ向上している。C1500はカスタムベースとして多く使われ、ノーマル状態を保っている車両はほぼ皆無。この車両はダウンサス、ロールパン、クリアヘッドライト、フロントタイヤサイズを275から235に変更しているが、変更されがちなグリルはそのまま残されるなど、ノーマルに近い状態を保つ。インテリアは追加メーターが加わるだけで当時のまま。454SSの特徴であるガーネットレッドカラーのシートも、ここまで綺麗な状態を保たれているのは珍しい。点火系・水回り系の消耗品は交換済みで、機関系は絶好調。こんな454SS、中々ない。

SPEC
全長×全幅×全高●4927×1955×1778mm
ホイールベース●2997mm
エンジン●V8
排気量●7.4ℓ
最高出力●230hp/3600rpm
最大トルク●53.2kg-m/1600rpm
トランスミッション●3AT

日本で流通するスタンダードなC1500のエンジンは5.7ℓだが、454SSは7.4ℓV8を搭載する。90年型は230hpを発揮。91年以降モデルは255hpに向上した。1ナンバー登録のため、自動車税も抑えられる。

169

ホイールはバセットの15インチ。タイヤサイズはオリジナルで前後275/60/15となるが、今回のモデルはフロントが235/60/15となっている。

104

ヘッドライトをクリアタイプに変更されているが、変更されがちなグリルはオリジナルのまま。ボウタイエンブレムを縁取るレッドのワンポイントも454SSの証だ。

97

オリジナルはステップ付きリアバンパーだが、このモデルはフラットなロールパンに変更。本来鉄板むき出しの荷台にはベッドライナーが追加されている。

センター部分が補助シート的に折りたたみされるベンチシートがスタンダードと思われるが、このモデルに装着されているシートは2面タイプのベンチシート。454SSに設定されているカラーのガーネットレッドのシートは、ヘタリもなく張りも強い状態。エンジンパワーが大きいためシートにホールド感を求めたくなるが、逆にこの開放感を味わいたい。

メーター周りで454SSだけの装備はなく、スタンダードと同じ。この車両は、追加メーターが設置されているだけでオリジナルを保つ。スイッチ類に使用感こそあれど、大きなダメージはない。

GARAGE JOKER ガレージジョーカー

千葉県銚子市にあるガレージジョーカー。90年代の高品質モデルを中心に車両販売を行なっている。長く安心してアメ車に乗って欲しいとして、車両は消耗品交換済。アメリカにパーツ仕入れのルートがあり、毎週アメリカから荷物が届くなど、取り寄せパーツの入手は驚くほど早い。もはやお馴染みとなったUS雑貨は全国にファンが多く、こちらも定期的に新商品が入荷。生産中止となったグッズも多く、迷うなら即購入しよう。

SHOP DATA

●所在地/千葉県銚子市野尻町51
●TEL/0479-26-3949
●URL/http://www.garage-joker.com
●営業時間/10:00~19:00
●定休日/火曜日

写真/古閑章郎/相馬一丈

アメ車マガジン 2018年 5月号掲載


関連記事

  1. 2012 FORD SUPER DUTY F-250 POWER STROKE TURBO DIESEL、2012 フォード スーパーデューティーF-250 強烈な立体感と幅広感を手に入れられるハニーDのオーバーフェンダー…
  2. IMGL6531 逆輸入車が欲しいならUSニッサンという選択肢もある タイタンSV…
  3. 2016 GMC Sierra All Terrain X 人気のフォードF-150ラプターへGMが放つ刺客となるのか? G…
  4. IMG_8993 GROOVY70’s ニッチでレアな過渡期にあった「…
  5. DSC_5228 フルサイズに引けを取らない ミッドサイズピックアップ GMCキャ…
  6. 1968 CHEVROLET CAMARO RAT STYLE、シボレーカマロ ラットスタイル クルマは走ってナンボ! 走れるカマロが欲しいなら東海カーズへ行け…
  7. 2007 CHEVROLET CORVETTE、2007 シボレーコルベット ライバルである兄にはコルベットの購入をずっと秘密にしていた
  8. 2017年 シボレーカマロLT1、2017y CHEVROLET CAMARO LT1 カスタム次第でこれほど見違える 現行カマロ×プロスピード

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

PAGE TOP