華麗なるビンテージ・ダッジ

不動のDODGE ダッジの魂に魅了される
ここからは、よりダッジらしい、キャラクターの濃いビンテージ・ダッジを紹介していこう。他ブランドとは一線を画す、アメリカらしいダッジの名車たち。一度その魅力にハマると、他では満足できなくなるのだ。
アメ車らしいアクの強いキャラクターの「ダッジ」
数あるブランドの中でも、セールス面では微妙ながらも、明確なキャラクターを保持して根強い人気を誇る「ダッジ」。09年にはトラックや商業車のラムが単独のブランドとして独立したが、クライスラーの中でも主力ブランドとして、人気モデルを数多くラインナップする。
70年にデビューしたチャレンジャーや68~69年型のチャージャーなどは、アクション映画のヒールの愛機として数多く採用され、現車の持つインパクトのあるキャラクターともシンクロして、ダッジのカッコ良さがアピールされている。シボレーやフォードのようにフレンドリーとはいえないが、特に黄金期のモデルたちは、手間とコストのかかる質実剛健でタフな造りであったりと、イメージとは異なる誠実さも感じられる。
近年ではV10エンジンを搭載するスーパースポーツであるバイパーや、そのV10エンジンを持つ4輪バイク、トマホークをリリースするなど、型破りなアプローチも得意。ナンバー1になれるだけの実力は備えていなくとも、「オンリー1」として愛される魅力に溢れたブランドとして、熱心なファンが多い。
それだけに、他のブランドに比べて、ブランドに対するアドバンテージを主張するファンが少なくない。個性の強い、場合によってはアクの強いブランドとあって、その魅力にハマるまでに時間がかかることもあるが、一度その魅力にハマると、他社モデルでは満足ができなくなるなど、ドロ沼的に魅力にハマるケースが目立つ。画像や情報はネットを通じて大量に入手できるが、ダッジの奥深い魅力は、現車に触れてこそ感じ取れる繊細な部分だったりする。
スペシャルパッケージの超激レア限定車チャレンジャー Mrノーム50周年記念のGSS
ラムの先祖であるDシリーズ、70'sなカラースキムもGood!
アーリー60'sのMOPARの主力車 独特のスタイリングが眩しいポラーラ
カスタムVANのムーブメントのけん引役、ダッジが放つメーカー純正カスタムVAN
4ドアのコロネットを絶妙にアレンジ、マッスルカー的なアプローチの秀作
文/編集部
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載
最新記事

2023/02/02
1年間の限定だが、デュランゴにもヘルキャットが登場!
2015年に登場した、究極のチャレンジャー「ヘルキャット」。デビュー当初はチャレンジャーだけの称号と思われていたが、その後チャージャーにもヘルキャットが出現。そして1年間の限定だが、デュランゴにもヘルキャットが登場し、日本に上陸した!

2023/02/01
ピックアップトラックの荷台に設置するカモフラージュ・トラックテント
日本ではキャンプが大きなブームになっているが、アウトドアが日常となっている本場アメリカでは、数多くの個性的なアイテムが販売されている。アメリカからアメリカン雑貨を直輸入するガレージジョーカーでは、アウトドアグッズもアメリカから直輸入!

2023/01/31
今まで諦めていた愛車の高価買取がオートファンで可能になる!全国出張アメ車高価買取が遂に登場!
買取業者でアメ車の買取金額は安い。それが今までの買取の常識だったが、その常識を覆す高価買取をスタートさせたのがオートファンだ。全国の無料出張が可能で、これからは買取も買い替えの選択肢になる!