ダッジ

アメリカ西海岸の70’sバニングを彷彿させるダッジトレーズマン

1978 DODGE TRADESMAN200

1978 DODGE TRADESMAN2001978 DODGE TRADESMAN200 OWNER : SYUJI

Wonderful VAN Life -素晴らしきバン生活-

アメリカ西海岸の70’sバニングを彷彿させるスタイルに迫る!

太いリアタイヤにケツの上がった攻めの姿勢がクールな78年型ダッジバン。当時らしいスタイリングにこだわりつつもDIYで内装をウッド張りにするなど、オリジナルとは異なる仕立で、古き良き時代のバニングスタイルを継承!

70年代ならではの個性的なフェイスに魅せられて...

丸目の愛くるしいフェイスに角格子の3段グリル、個性的なウィンカーレイアウトにアイアンバンパー。フェイスひとつ見ても現在のアメ車とは一線を画す個性的なキャラクターと言える78年型ダッジ・トレーズマン。一見すると後継モデルのラムバンとは別物の様ではあるが、リアゲートの構造やパネルラインなど、DNAはしっかりと後継モデルへと継承されている点も実に味わい深い。

オーナーの秀志さんがこのトレーズマンを手に入れたのは今から5年ほど前。それまではクルマに特別な想い入れもなく、日本車ばかりを数台乗り継いできたが、ラムトラックを偶然街で見かけた時に日本車とは桁違いのデカさに衝撃を受けた。そこからダッジをキーワードに物件情報サイトなどを駆使し、ネットでいろいろ検索して辿り着いたのがディーズクルーのホームページだ。その本国さながらの雰囲気を醸し出すフルサイズバンスタイルは、秀志さんのイメージを大幅に上回るインパクトで一瞬にして恋に落ちたと言う。まさに一目惚れ状態で、居ても立ってもいられず大阪から横浜まですぐさま足を運んだ。

1978 DODGE TRADESMAN200

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そこで出会った現在の愛車。決め手は70年代ならではの丸目フェイスに、4メートル半ほどのショートボディ。デカいけど長くない個性的なフォルムをさらに強調するかのごとくケツ上げ&ディープリムの極太タイヤを履きこなすスタイル、大阪の市街地でも駐車枠からはみ出すことなく、それでいて全幅は2mを超える理想的なサイズ感は特筆物。ほぼ即決で購入に至ったのは言うまでもない。

買ってすぐに着手したのがインテリアカスタムだ。本国のバニング文化をネットでいろいろと調べつつ、ホームセンターで味のあるウッドを探し当てて、オイルステインを塗って年式相応の風合いを出しながらフルDIY。ドアやルーフまでフルウッドにすることで車内はまるでログハウスの様な雰囲気に。備え付けのリアシートはフルリクライニング可能で、倒してくつろげばもはや部屋の域。

40年以上前のモデルであるため暖気運転などキャブ車特有の心遣いは欠かせないが、日本車のミニバンでは得ることのできない操る喜びや乗りこなす感動、そしてエンジンの鼓動をダイレクトに感じとれるサイド出しマフラーの響き。この上ない贅沢とはまさにこの事を言うのではないだろうか。

1978 DODGE TRADESMAN200

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80年代以降は角目が主流となり、丸目フェイスは70年代の特権。存在感のハンパないフォルムにワンオフサイド出しマフラーの攻撃的なフォルムながら、愛嬌ある顔とオレンジのボディカラーが絶妙に中和させてくれる。ホイールはクレーガーで、リアのタイヤサイズは285/70R15の極太タイヤ。ディープリムにケツ上げは相性抜群。

1978 DODGE TRADESMAN200

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エンジンレイアウトの関係で運転席と助手席の間に大きなスペースを有するダッジバンのコックピット。それでも狭いどころか広々と感じさせてくれるサイズ感もまた魅力のひとつ。ウッドステアリングもウッディーなインテリアにマッチ!

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リアフェンダー部分を絶妙にかわして室内幅いっぱいまで広く使えるベンチシートは、フルリクライニング時に大人が横になって寝るのに十分なサイズを確保する。フロントシートとの距離が広く、小窓とリアゲート以外はウッドに囲まれているので車中泊も快適。勢いよく開き過ぎる観音ドアは、対策として自作のストッパーをチェーンを製作して備え付けるなど、細部までアイデアの詰まったDIYインテリアは特筆物だ。


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 8月号掲載


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