メンテナンス

チャレンジャーは故障が少ないは本当か?CHALLENGER健康診断


作業対象車はまさかのデーモン!しかし、どのグレードだろうが基本構造は同じなのでチェック項目は変わらない

TRAGET THE CHALLENGER
狙いはただひとつ、ダッジ・チャレンジャー

アメ車だから、チャレンジャーもすぐ故障する?そんな不安を払拭しよう!チャレンジャーはポイントを押さえれば、安心して長く乗れる愛車になる!

3世代目チャレンジャーが登場して11年。経年劣化で故障トラブルが多くなりそうな年数だが、いまだにチャレンジャーは故障が少ないと話を聞く。果たしてそれは偶然か、それとも本当に優秀なクルマなのだろうか。チャレンジャーのメンテナンスチェックポインを、埼玉県のチューニングショップHPPに教えてもらった!

アメ車のネガティブなイメージとして言われるのが「燃費が悪い」「デカイ」「すぐ壊れる」の3点が代表的。すぐ壊れるというのは、アメ車は消耗品交換パーツが細分化され、交換サイクルも短いことが大きな要因だ。つまり、壊れるのではなく「消耗品の交換が来た」ということだ。最近のアメ車は電子化され、昔ほど細かい消耗品交換の部分は少なくなったが、交換という修理概念は今も変わらない。

で、08年からスタートして11年が経過した3世代目チャレンジャーはメンテナンス的にどうなのか。多くのショップやユーザーが口を揃えて語るのは「故障しない」ということ。こちらのページで紹介したオーナーミーティングで故障歴をアンケートしたが、回答は「ない」が一番多く、次にスピードセンサーの名前が挙がった。実はこれが、唯一チャレンジャーの弱点と言われる部分。今回は、そのスピードセンサーを含め、チャレンジャーのメンテナンスポイントを、埼玉のHPPで解説をしてもらった。これから乗る人、現在乗っている人の参考になれば幸いだ。

CHECK.1
誰もが通るスピードセンサー不良

フロント側

 リア側

チャレンジャーオーナーミーティングで 、参加者27台に故障歴をアンケートしたところ、一番名前が挙がったのがスピードセンサー。故障歴がないチャレンジャーオーナーも「いずれ来るのは覚悟」と、チャレンジャーに乗る上では誰もが通るウイークポイントのようだ。不良が起きると、 ABS、トラクションコントロール、パーキングブ レーキの警告灯が点灯し、ABSやESP、クルーズコントローズが作動しない等の不具合が出る。交換はセンサーの交換で完了(4輪全てに設置され、工賃含め1箇所1万円未満)だ。上写真はスヒードセンサーの品番。末尾のアルファベット(写真ではD)は、パーツの対策部品レベル。Aが一番古く、順にB、C、D~となるほど、新しい対策部品ということになる。

 

CHECK.2
過度のローダウンでブーツにダメージ

チャレンジャーならではのウイークポイントというわけではないが、多くの車両がローダウンを行なっていることにより、ドライブシャフトが無理な角度になってブーツの破損という車両も多く見られるという。ブーツの中にはシャフトのベ アリングとそれを潤滑させるグリスが入っているが、破れたま乗っているとグリスが漏れ、最悪ベアリングが焼付き走行不能になってしまう。見た目重視の過度のローダウン、品質の悪いダウンサスなどを装着していると、最終的に大きな代償を払うこともあるので、注意したい。そうならないためにオススメなのが、HPP がサスペンションメーカーで設計を行ない製作したオリジナル車高調キットだ。ローダウンされた中古車を購入する際は、ドライブシャフトブーツの確認は必須である。同様に、足回り各ブッシュの点検も行なうようにしたい。

 

CHECK.3
オイル系の管理とグレードは重要

大排気量エンジンを搭載し、速く走ることが多いチャレンジャーは、エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイルの管理と品質グレードはとにかく重要となる。近くのスーパーに行くための軽自動車感覚で、安価なオイルを入れるのはやめるべきだろう。各オイルは、潤滑・冷却などといった重要な役割を持っているため、オイルの品質次第で走行性能は変わっていく。HPPではチューニングの第一段階としても使用する、他メーカーにはないシナーレックと呼ばれる添加剤が入るロイヤルパープルのエンジンオイル、ギヤオイルを推奨する。

 

CHECK.4
ブレーキフルードの状態管理

エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイルと共に、忘れてはいけない油脂類が、ブレーキフルード。量が極端に減っている、色が濁っているなどないか、フルードの色、量の確認は定期的に行なうようにしたい。走りを求めるならば、ブレーキチューニングの一環としてフルードのグレードを上げるというのも方法だ。

 

CHECK.5
電飾系電源の取り出し不良

チャレンジャーのバッテリーはリア後方に設置されているが、電源取り出し端子はエンジンルーム内にもある。電飾系を設置する際、電源をここから直接取るオーナーもいるが、固定の締め付けが弱く、接触不良により他の電子部品に影響が出てしまう場合があるので、定期的に増し締めをするようにしたい。

 

CHECK.6
熱対策としてクーラント管理も重要

排気量の大きいエンジンを搭載しているため、熱対策としてクーラント・リザーバータンクの分量をしっかり見ることも重要になる。蒸発によって自然に抜けていくので、減っていたら追加することになるが、水道水、色違い液の投入は避けたい。HPPではロイヤルパープルのクーラント添加剤も推奨し、より冷却性を高めている。

CHALLENGER MAINTENANCE
チャレンジャーは本当に優秀だった!

結論
1. スピードセンサー不良は高確率で起きる
2. ローダウン車は足回りを要チェック
3. オイル系の管理&グレードは重要

結論的に、スピードセンサー不良はチャレンジャーを乗る上で起きるべきものとして心得るべき。それ以外は、本当に弱点と言えるウイークポイントはないようだ。走りを楽しむオーナーが多いので、足回りの確認、オイル系の定期的な交換、安価な低品質オイルを入れないことに注意すれば、愛車のチャレンジャーと長く付き合うことができるだろう。

ワイテックを使った車両診断も定期的に実施すべし

汎用テスターとは違い、より詳細なデータを見ることができる、チャレンジャーを始めとするFCAグループ専用の診断機ワイテックを使い、定期的に車両診断することも、愛車の状態を知る上では重要となる。HPPでは税抜5千円で診断が可能だ

■車両協力/ラグジ URL:https://luxz.jp/

HPP オリジナル車高調キット
低品質なローダウンサスは車両に悪影響
走りにこだわるならHPP 車高調キット!

HPP オリジナル車高調キット

◆走りを極めるHPP が、サスペンション専門メーカーにて最適な設計を行ない製作したオリジナル車高調(日本生産)。車両預かりにて、どんな車種でもワンオフ製作可能(写真はチャレンジャー用)。要望によってはオリジナルスプリングの製作も可能。ストリート重視やサーキット重視などの要望でオーダーを受付。納期は受注後1~1.5ヶ月程度。

MAINTENANCE Shop

CPU 書き換えやSC 搭載など高レベルチューニングが可能
チューナーはメンテナンスも高い技術を持っているのだ

HPP HIGH PERFORMANCE WITH PRECISION
所在地:埼玉県熊谷市村岡1937-2
TEL:048-577-7341
URL:https://www.hpp-jpn.com
営業時間:9:00~20:00
定休日:火曜日・第2月曜日

HPP HIGH PERFORMANCE WITH PRECISION

HPP HIGH PERFORMANCE WITH PRECISION

チャレンジャーに限らず、多くの車種のチューニングを行なうHPP。実際に体感し、実測して効果があるパーツを選び取り付けるなど、油脂類やパーツ選びも厳選する。オリジナルデータのCPU 書き換え、現車セッティングなど、高度なチューニングが可能だ。

■Text & Photos|アメ車MAGAZINE


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