
カスタムのベース車として、今アツい視線が注がれている先代300C。ここで紹介するデモカーも、2008年式の車両をベースに最近、ガルウイング化を施したばかり。細部にもこだわったカスタムに注目!
OWNER/小川さん
購入後コツコツとカスタマイズを進化
現行型の登場後も、カスタム熱が冷めることがない300C。ここで紹介する車両も、ノーマル状態のディーラー車を購入後、2〜3年かけてカスタマイズを進化させてきた、オーナーである小川さんの渾身の1台なのだ。「イベントなどでカスタマイズされた300Cを見ているうちに触発され、ノーマル状態に物足りなさを感じ、気が付いたら今のスタイルになっていた」とは小川さん。
まず、目に入ってくるのが何と言っても前後ドアともにガルウイング化されている点。決して、斬新というわけではないが今でも目立ち度◎のカスタム内容であることは言うまでもないだろう。ユニバーサルエアのエアサスでローダウンしたスタイルに、GMコーポレーションのエアロを装着。ブラックのボディカラーの効果もあって、渋さとともに非常にクールなルックスに仕上がっている。
足もとには22インチのレクサーニCSS15をセット。フロントのフェンダーにはサイドベントを装着。インフィニティFX用のサイドベントを流用したものだというが、300Cにもスポーティで実に似合っている。
そして、この300Cの最大の特徴でもあるのがボディ下部を中心に各所に埋め込まれたLEDによって、夜間には妖艶な青い光に包まれることだ。薄暗くなる夕方から夜間にかけての時間帯こそ、この300Cの存在感がひときわ目立つゴールデンタイムでもあるのだ。
フロント、リアともにGMコーポレーションのGIMMICエアロを装着。ユニバーサルエアのエアサスでローダウンしたスタイルは実にキマって見えてくる。ボディ各部のエンブレム類のメッキパーツ部分をスモーク加工したことで、ワルっぽい雰囲気も演出する。
ホイールセンターから美しく伸びるスタイリッシュな10本スポークが特徴のレクサーニCSS-15。スポークのカラーパネルとロックナットを挿し色のオレンジでコーディネートする。

フロントドアはLSD、リアドアはバーティカルドアのキットでガルウイング化を施工。最近、施工したばかりでオーナーお気に入り。

GIMMICエアロキットとトータルでコーディネートされたGIMMICマフラーに換装。ブレーキランプもスモークタイプに。

ボディのアンダーフロア全体を妖艶に照らすLED。フロントグリルとヘッドライト内部にも同じ青色LEDを仕込むことで、顔まわりも個性的に光る。ナイトドライブ時や地下駐車場などで独創的な300Cの姿を魅せる。
取材協力◆MSTオートモーティブ(http://www.mst-automotive.com)
■Text & Photos|アメ車MAGAZINE
この記事へのコメントはありません。