メンテナンス

今回も深谷にあるシャフトにてメンテナンス。パワステ以外にも問題発覚!


No MUSTANG No Life!
MUSTANG SPOOKY【マスタングスプーキー】
今度はパワーステアリングが利かなくなった…
パワステシリンダーの交換の巻

2018年9月号以来、久しぶりの「マスタングスプーキー」である。それはすなわち、ここ最近サブロー号にトラブルがなかったということも言えるのだ。でも、ちゃんとネタを提供してくれる優しいサブローちゃん、今度はパワーステアリングが利かなくなってしまいました。ってなわけで、今回もSHAFTにてトラブルシューティングしていただいたのだ。

エンジンは調子良いけど地味な所にトラブル発生

もう夏前のことになるが、エンジン調整を行ない、そしてアライメント調整も行なったことでゴキゲンなマッスルカーとなった編集部サブロー号。ここ最近はトラブルもなく快適なビンテージカーライフをエンジョイしていたのだが、しばらくしてガレージの床を見てみると、サブローがお漏らししていた…。

どうやらパワステオイルが漏れてしまっていたようで、パワーステアリングが利かなくなってしまった。重ステ状態で乗っていてもよかったのだが、パワステ機構のあるクルマを重ステ状態で乗り続けると様々な部分に問題を生じるとの指摘を受け、今回も深谷にあるシャフトにてメンテナンスをしていただくことに。どうやらパワステ以外にも問題発覚!

 

最近ゴキゲンだったので、普通にサブロー号をその日もドライブしようと思ったらパワステオイルが漏れてしまっていた。エンジンルームを見るとポンプ付近にパワステオイルらしき液体が飛び散っていた。すなわちポンプに負荷がかかりオイルが飛散したと思われる。そこで、どこから漏れているのかを検証するためにパワステオイルを注入。古いクルマの場合は細かい指定がないのでATF(オートマフルード)で代用できる。すると下回りから漏れが…。

 

シャフトには、マスタング社製のダイナモメーターというハイテクマシンをはじめ、ジリオーニ3Dアライメントテスターも導入している。今回はそんなハイテクマシンは使わずに代表の栗原さんの目でサブロー号の状態をメンテナンスしていただいた。色々見ていくとパワステポンプには異常はなく、パワーステアリングシリンダーからオイルが漏れていることが判明。このパーツは数年前にも交換しているが、そのときは中古品を使用したため、今回パーツの寿命がきたということだろう。サブロー号は1968年型なので、67-70用パワーステアリングシリンダーの新品に交換することになった。シリンダー以外にホースから漏れることもあるので要チェックなのである。

今回のパワステオイル漏れの原因は劣化したパワーステアリングシリンダーであることが判明したので、新しいものに交換することに。取り外してみるとシリンダー本体の可動部(ピストンが動く部分)からオイルが漏れていた。分解することはできなかったが、シリンダーの何かが劣化しているようだ。ゴムホースもボロボロになっていたので交換時期だったのは間違いない。

 

新しいパワステシリンダーに交換する。交換作業自体は難しい作業ではないが、下回りのことだけにリフトがないと作業は困難なのでDIYではなく、プロショップで行なうのがベターだ。

 

パワーステアリングオイルを注入。古いクルマの場合は細かい指定がないのでATFで代用できるとのこと。液体に色がついているのは何が漏れたのか判別しやすくするためなのだ。

 

ついでにトランスミッションオイルをチェックすると、なんと半分以下になっていた! 下回りがべったりしていたのは、そのせいだった。オイルもドロドロだったので交換時期だった。

 

サブローは4MTなので、シフトの動きが良くなるというマイクロロン・コンパウンド90をトランスミッションオイルと一緒に注入した。それなりに高価だが効果もバツグン。

作業を終え、早速試乗する。まずマイクロロンのMTオイル添加剤の効果なのか、今まで入りにくかったセカンドギヤがスコスコ入るようになった。まぁMTオイルが半分しか入ってなくて汚れまくっていたのだからメンテすれば良くなるのは当たり前なのだが。それを抜きにしてもミッションが入りやすいので運転がスムース。そしてパワステが利くようになったのでコーナリングも快適に。これでしばらくは楽しくドライブすることができそうだ(嬉)。

初号機:サブロー号
1968 FORD MUSTANG

イジリー木村の初号機「サブロー号」。1968年型のマスタングGTだがシェルビーGT500ルックになっているのが特徴。390ビッグブロックエンジンを搭載したれっきとしたマッスルカーなのだ。

1968 FORD MUSTANG

 

弐号機:ブシロー号
1976 FORD MUSTANG Ⅱ

弐号機の「ブシロー号」は1976年型のマスタングⅡ。自走できるようにはなったが、不人気車の宿命か、パーツが入手困難につきレストア作業はなかなか進んでいない、もうダメかも…。

1976 FORD MUSTANG Ⅱ

イジリー木村

アメ車マガジン編集部一のヲタク。異常なまでに物欲が強く、モノへのこだわりも人一倍。現在の目標はアベンジャーズのメンバーになること…キャプテンアメリカの本気のシールドをゲットしたので宇宙人との闘いには準備万端…という痛いナイスミドルである。

完璧なセッティングをしたいならSHAFTへ行け!

今回もサブロー号のメンテナンスをしていただいた「シャフト」には、3Dアライメントテスターの他に、マスタング社製シャシーダイナモメーターを完備。これは、2輪、3輪、4輪の車両のパワー、トルク、スピードを測定でき、前輪駆動、後輪駆動に加え、4輪駆動車にも対応。専用アプリケーションで運用し、測定できる最高出力は3000hp!!! 最高速度は2WDで300km/h(190mph) 、AWDで240km/h(150mph)。設置場所の気温や湿度に機械を合わせてから使用、付属する各種のセンサーには補正機能があり、測定器として極めて正確、安定したデータを得られようになっている。またあらゆるメーカーと年式、モデル別に車重や空力特性(エアロダイナミクス)などのデータを集積。すなわちダイナモメーターでエンジン、そして3Dアライメントテスターで足回りの調整を行なえる。走りに関する二つの重要なファクターを完璧にセッティングできるというわけだ。

SHAFT Tuning Laboratory

SHAFT Tuning Laboratory
location◆埼玉県深谷市上柴町東3-16-14 柴崎8番倉庫
phone◆048-501-7893 URL◆http://shaft-labo.jp/
営業時間◆10:00~19:00  定休日◆月曜日

SHAFT Tuning Laboratory、

撮影:能勢博史

アメ車マガジン 2019年 2月号掲載


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