クーペ

最速を誇るマッスルカーの頂点として君臨するダート

1969 ダッジ ダート

1969 ダッジ ダート

1969 DODGE DART

不動のDODGE
Immortal Dodge Soul ダッジの魂に魅了される

一見地味な箱型に見えるものの、実はMOPARらしさが盛り込まれた傑作

日本では地味なコンパクトとしてマイナーな存在ながら、スーパーストックにおける最速モデルとして、現在でも最強の存在としてのステイタスがある。シンプルな箱型のボディにはMOPARならではの手の込んだディテールが満載なのだ。

往年のマッスルカーというと、あくまでもインターミディが主流であり、その次にポニーカーとなる。そもそもフルサイズ車に設定された大排気量のエンジンを、中型サイズのインターミディに搭載したのがはじまり。実にシンプルな考え方だが、実際に高いパフォーマンスを発揮し、メーカー純正ホットロッドとしても大人気となった。ダッジにおいては、62年からのポラーラが主力で、65年からはコロネットにスイッチされる。黄金期の68年からは、チャージャーも追加されるのだが、忘れてならないのが、ダートの存在。

フルサイズとして60年よりラインアップし、62年型の1年間のみ、第二世代としてインターミディになり、スーパーストックでも活躍する。63~66年の第三世代ではプリマス・バリアントの兄弟車としてコンパクトなAボディ車でラインナップされる。この時点ではコンパクトでエコノミーな大衆車といったイメージが強いのだが、67年からの第四世代では、なんと、ビッグブロック440ci、さらには、426HEMIを搭載してスーパーストック最強となった。

1969 ダッジ ダート

コンパクトで軽量なAボディに、V8最強ともいえる426HEMIを搭載したスーパーストック仕様は、出荷台数が数十台ながら、れっきとした市販車両としてレギュレーションをクリア。現在でも最速を誇るマッスルカーの頂点なのである。日本ではスモールブロックしか設定のないモデルというイメージで過小評価されているが、そうした背景や仕様を抜きにしても、デザイン的にも十分魅力的。その魅力は実車を見ないとなかなか伝わりにくいため、マニアックな存在ではある。

1969 ダッジ ダート

一見すると、地味な箱型ボディながら、ディテーリングには芸の細かいデザインが盛り込まれている。マスク周辺や前後バンパーの複雑なプレス形状、極端に湾曲するリアガラスなど、MOPARらしいアイデンティティを感じる。

1969 ダッジ ダート

1969 ダッジ ダート

1969 ダッジ ダート

1969 ダッジ ダート

1969 ダッジ ダート

基本的にはエコノミーな大衆車なだけに、インテリアは質素だが、ブルーで統一されたオシャレな仕様。社外のエアコンユニットの設置以外は、ステアリングも含めストックをキープする。

ベーシックなV8として設定された318ciは、2bblで230hpを発揮するだけに、4bbl仕様にアレンジしたこの個体は、必要にして十分なポテンシャルを確保。トランスミッションは、3速AT、トルクフライト。

サスペンションはこの時代のモパーの乗用車では共通のF:トーションバー&R:リジットリーフ。Aボディ車のPCDは5H100のため社外ホイールの選択肢が少ないが、定番のディッシュが馴染む。

★ PHOTO & TEXT:石橋秀樹


関連記事

  1. RAM CHARGER、アメマガガール 日本に数台!? 超マニアックなラムチャージャーに乗るアメ車女子た…
  2. 2020 フォードマスタングシェルビーGT500 公道走行認可最大スペック760馬力の猛馬 マスタングシェルビーG…
  3. 2006 Dodge Magnum SRT8 わずか4年の短命に終わるマグナムだがSRT8の市場価値は高い
  4. 2019 CHEVROLET CAMARO SS 1LE、2016 DODGE CHALLENGER SRT392 いつかは2人でアメリカンマッスルカー!という思いを遂に実現【チャ…
  5. 1967 FORD MUSTANG、1967フォードマスタング ビンテージマスタングを乗りこなすステキな生き方
  6. 1979 Pontiac Firebird Trans Am、1979 ポンティアック ファイアーバード トランザム 乗りやすさと「刺激」を併せ持つ「筋肉車」ファイアーバード・トラン…
  7. 1985 GMC SIERRA 30年近く前のモデルだが現代的な走りにアレンジしたGMCシエラ
  8. Chevrolet Camaro (11) 日本仕様が遂に発売開始!!CHEVROLET CAMARO

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

PAGE TOP
×