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半世紀の時間を超えて実現した、ビンテージカーと最新ホイールの共演【シボレーインパラSS】

1969 CHEVROLET IMPALA SS CONVERTIBLE On 22" RENZO FORGED

1969 CHEVROLET IMPALA SS CONVERTIBLE On 22" RENZO FORGED

1969 CHEVROLET IMPALA SS CONVERTIBLE On 22″ RENZO FORGED

アメ車で傾け -kabuke-

一口にカスタムと言っても、その手法は実に様々。ホイールの流行やペイントの技法の進化は留まるところを知らない。そんな最新のマテリアルを半世紀以上前のインパラに組み込み、新しい世界を提案するのが岐阜のクアートだ。

ネオクラシックでなくネオスタイルを実現!

年代を問わず、様々なジャンルのアメ車を幅広く取り扱うクアート 。以前から密かに制作していたインパラが、遂に日の目を見ることとなった。インパラの一般的なカスタム傾向としてよく見られるのは、オールディーズな雰囲気を色濃く残し、メッキなどのモールを残した仕様が多い。それに対してクアートが制作したこのインパラは、徹底的にスムージングを実施。ボディサイドのモールはおろか、何とドアノブまでもレスにしてしまい、往年のイメージを完全に消し去っている。

1969 CHEVROLET IMPALA SS CONVERTIBLE On 22" RENZO FORGED

サスペンションはライドテックのエアサスに変更しており、4チャンネルを採用。すべての車輪を独立して制御可能で、望みどおりの車高を実現できる。もちろんフェンダーの内側はタイヤが干渉しないように加工しているが、外側のラインはノーマルの状態をキープ。ボディカラーはランボルギーニのグリジオエストーケーという色をマットにアレンジしてオールペンを実施。つや消しとなったことで、インパラの前後フェンダーに施されていたキャラクターラインを見事に浮かび上がらせることに成功。むしろ、まったく異なるクルマに見せているのもポイント。

1969 CHEVROLET IMPALA SS CONVERTIBLE On 22" RENZO FORGED

1969 CHEVROLET IMPALA SS CONVERTIBLE On 22" RENZO FORGED

足もとを彩るのは、レクサーニ・レンゾフォージドの最新3ピースモデルのRF106。本来のカラーリングはブラッシュドであるが、それをクアートの酒向氏は「ティファニーのピンクゴールドをイメージした、つや消しカラーにしてペイントして欲しい」とリクエスト。つや消しガンメクを選びがちだが、ピンクゴールドカッパーにペイントされ、ブラッシュドの表面処理が施されたRF106は不思議なほどインパラにマッチし、クルマとホイールのどちらも存在感を強調している。

ちなみにベースとなるのはSSなので、オリジナルの状態でパイロットシフトを採用。シフトの前にはDVDモニターを設置し、ダイコックのスピーカー&ウーファーを搭載。ビンテージカーにはマストと言える電圧/燃料/水温計をステアリングコラムの右下に追加している。エンジンはオリジナルの350そのままで、エーデルブロックのキャブに変更した程度。基本的なメンテナンスを施しただけと言うが、余りの始動性の良さに電子制御化されているのかと思ったほど良好なコンディションをキープしている。

今後の予定としてはブレーキ関係のグレードアップや、ボディペイントの更なるアレンジも計画中とのこと。もちろんリクエストがあればセールにも対応するが、それ相応のプライスとなることは覚悟した方が良いだろう。

既存のイメージを消し去り新たなスタイルを創造する

エンジンはオリジナルの350を搭載

エンジンはオリジナルの350を搭載。始動性は非常に良好で、インジェクション化したのかと思うほど。キャブレターをエーデルブロックに変更している程度で、あとは基本的な整備を施した程度だが、かなりのグッドコンディションだと言えるだろう。ブレーキチューンが施されたあかつきには、マスターシリンダーなどにもしっかり手が加えられることになるだろう。

レクサーニ・レンゾフォージドRF106

1969年型のインパラに、2019年に発表されたレクサーニ・レンゾフォージドRF106を組み合わせる。もちろんインパラのカラーリングなどがオリジナルのようなスタイルであればミスマッチだが、完全にモールをレスにし、無機質なマットペイントを施したことで、見事なハーモニーを奏でている。通常のカラーはヘアラインが浮かび上がったブラッシュドだが、敢えてピンクゴールドカッパーにアレンジ。フロントは8.5Jに235/30R22を。リアには9.0Jに265/30R22をセット。新たなスタイルを生み出している。

フロントグリルをビレットタイプに変更し、その周囲はグロスブラックで引き締まった雰囲気を醸し出す。ヘッドライトはLEDに変更。各部のモールをレスにするだけでは飽き足らず、何とドアノブまでもう見さってしまった!幌は新品に交換済みだが、幌骨などは新車から装着されたもののまま。製造から半世紀が経過しているが、滑らかでスムーズな開閉が可能だ。

インテリアは基本的にオリジナルの雰囲気をキープ。インパネのスペースを有効活用し、1DINのヘッドユニットをビルドイン。パイロットシフトは3AT でセンターコンソールの端にはインテリアカラーに合わせて赤いネオンでさりげなく装飾を施す。コンソールの先端にはDVDモニターを追加。旧車には必要不可欠な装備と言える、電圧/燃料/水温計の3連メーターを備え、信頼性を高めている。


ラグジュアリーSUVの代名詞的存在で、根強い人気の第3世代エスカレード

インパクト絶大なチャレンジャー、一度見たら忘れられない存在


Special Thanks:QUARTT FAB
TEL:0583-81-9167
URL:http://quartt.jp


Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載


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