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日本におけるマスタングの市場動向を40年にわたり携わってきたフォード岐阜に聞いた

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フォード岐阜

愛されし我らのマスタング Let’s Go with MUSTANG

マスタングの「現在」

60年近くの長い歴史を刻み続けるマスタング。日本では40年にわたり販売を手がけてきた、いわばマスタングのスペシャリストと言えるフォード岐阜にその魅力と市場動向を伺った。

日本市場からフォードの正規ディーラーが撤退してから、間もなく4年が経つ。一般的なイメージではフォード車はもう購入できないと思いがちだが、答えは否だ。本誌の熱心な読者であれば、アメリカから輸入すれば良いと思う人は大勢いるし、実際それを行なってくれる販売店も数多くある。では、マニアでない一般的な人で、マスタングが欲しい人は諦めるべきかと言うと、それも間違いだ。

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正規ディーラー時代を含め、40年以上マスタングの販売を行なってきたフォード岐阜では、左ハンドルはもちろんのこと、右ハンドルのUK仕様マスタングを絶賛販売中。日本導入が決定しながらも幻となった右ハンドルのV8搭載車など、走りを求めるユーザーには垂涎のモデルをラインナップしている。フォード岐阜の黒田さんに話を伺うと「中古車市場では6代目、7代目モデルがほとんどで、それ以前のモデルはビンテージカー的になりつつあります。価格的には2014年付近のV8モデルと、2015年の2.3ℓエコブーストがほぼ同じで、350万円付近となります。スタイリング、エンジン、税金面の維持費などを考慮するとどちらを選べば良いのか非常に悩ましいですが、自分がマスタングに何を求めているか、を考えると男性の多くはV8を、女性の多くはエコブーストを選ぶ傾向が強いですね。かく言う私もエコブーストを1年半ほど所有していたことがります。2.3ℓで300n hpオーバーという性能は立派で申し分ないのですが、V8と比較すると、やはりマスタングらしさに欠ける気がします」と、実体験を基に話をしてくれた。

アメ車が好きで堪らない!という人は左ハンドルを求めるかも知れないが、日本で乗ることを考えると断然右ハンドルの方が乗りやすいと言える。その辺りの使い勝手について聞いてみると「これまで購入した方のほとんど全員が気に入っておられます。むしろ右ハンドルで良かったという声も多いですね。大都市圏ならまだしも、地方都市ではパーキングチケットの発券機はまだまだ右側だけという所も多いです」とのこと。黒田さんの言葉を言い変えるなら、右ハンドルの現行型モデルはそもそもタマ数が少ない。その上ユーザーは手放さないとなると、中古車市場にはほとんど出回らないということを認識した方が良さそうだ。

黒田さんはさらに「もちろん当社では新車だけでなく中古車も取り扱ってはいます。例えば正規販売されたマスタングの50周年アニバーサリーモデルは日本国内で350台限定でしたが、その後100台程追加されたことで国内の流通量は450台程となります。この数字からすると流通量が豊富にあるように思うかも知れませんが、フォードに一度乗ると数年間愛用される方が多くやはり中古市場に出回りにくく、ボディカラーや走行距離などにこだわるのなら、お気に入りの個体が見つかるまで、根気よく待って頂くことになりますね」と語る。

では、新車の状況はどうだろうか? もちろん価格帯は大きく変わるが、店頭に並んだ車両もあり、即納可能と言える。そちらについて聞いてみると「当社ではUKモデルのGTを在庫しています。輸入車の新車を購入する場合、色はもちろんエンジンやトランスミッションを自由に組み合わせられるメーカーも多いですが、当社が取り扱うのはV8のGTで10ATのみ。ボディカラーはグリーン/オレンジ/ネイビー/ブラックとありますが、オーナーの方々はコダワリの強い方がほとんどで、ネイビーとブラックは完売しております。しかも新型コロナウイルスの影響は世界中に広まっており、アメリカの工場は再稼働していても販売店はメンテナンス部門だけ営業中で、車両は港に置かれた状況。

そのため、次の入庫がいつになるのか見えないですね。色は限定されますが、即納可能な車両はあります。また、1968年に公開された映画「BULLITT」にマスタングが登場しますが、その劇場公開50周年を記念したアニバーサリーモデルが2019年に限定発売されました。あまりにも人気が高く2020年まで生産期間を延長しましたが、このUKモデルも6台入荷。そのうち2台が成約済みですが、まだ4台残っています。グリーンやオレンジはちょっと…と思う方に、オススメなモデルです」とも。

下のBULLITTを輸入するお店は少なからずあるが、フォード岐阜以外に右ハンドルを輸入するお店は皆無なので、言うなれば日本限定6台という、非常に希少なクルマを手にするチャンスでもある。当時のムービーカーを限りなく現代的にまとめており、劇中車に非常に近づけているのも好印象。車両本体価格は税込で825万円。専用グリルやレカロシートなど、各部に様々な専用パーツが追加されていることを考慮すれば、リーズナブルと思える。最長120回のローンも可能なので、決断するのは今だ!と断言しよう。

2019 FORD MUSTANG BULLITT

2019 FORD MUSTANG BULLITT

2019 FORD MUSTANG BULLITT

ダークグリーンの専用色や、Bullittのロゴがあしらわれた専用ステアリング/リアエンブレム/スカッフプレート/レカロシート/シフトノブを装備。1968年当時の雰囲気を崩さぬよう、メッキのモールを追加し、インパネのオープニング画面もBullittに変更され、芸が細かい。

現行マスタングのエコブーストモデルを所有したこともあり、ユーザー目線でアドバイスしてくれる黒田さん。「スタイルなら2.3でも良いですが、走りを求めるのなら断然V8にすべきです!」とのこと。

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フォード岐阜 カーライフアドバイザー 黒田翔太さん


幻と言われた右ハンドルマスタングの新車を販売中

若くしてマスタングを乗りこなす彼に、愛車の魅力を聞いた。

現行マスタングをベースに往年のスタイルを再現。右ハンドルのブリットエディション


FLC co.,ltd.【フォード岐阜】
住所:岐阜県岐阜市西河渡2-5
TEL:058-254-0330
HP:https://www.f-l-c.jp
フォード松阪
三重県松阪市市場庄町1148-1
TEL:0598-56-5220
フォード四日市
三重県四日市市日永4-2-7
TEL:059-346-5322

正規ディーラーの時代からフォードの販売を手がけており、まさにマスタングを知り尽くしたお店。マスタングだけでなく、エクスプローラーやフィエスタ、さらにはモンデオなども絶賛販売中。右ハンドルのフォードが欲しいなら、ココに行くしかない!


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載


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