コラム

-フリースタイルで行こう- #06 ムーンアイズというカルチャー


-フリースタイルで行こう- #06 ムーンアイズというカルチャー

GO! with MOON

アメリカのモーターカルチャーに興味のある人にとっては、避けて通ることのできない存在、それが「ムーンアイズ」だ。ビッグイベントの主催、ファニーカーのスポンサーだったり、カー用品、アパレル、日用雑貨、ペットグッズの販売まで、その活動はグローバルに行なっている企業だ。今回はカルチャーとしてのムーンアイズに注目するぞ。

日本国内におけるアメリカンモーターカルチャーの伝道師的な役割を担っている「ムーンアイズ」

キャッチーなアイボールのロゴでおなじみのムーンアイズ といえば、アメ車ファンにはもちろんのこと、アメリカ的モーターカルチャーや、その楽しみ方も含めて国内での伝道師的な役割を担っています。アメリカ依存症の自分が形成される上でも絶大な影響力のある存在だったりします。

アメ車のこともホットロッドが何たるかも知らなかった10代の頃、横浜の元町でスタートした小さなショップは、自分にとってのアメリカ疑似体験だったのです。今から30年以上も前のことなので、インターネットなど当然なく、海外の情報はごく限られていただけに、メイドインUSAなアイテムで溢れる店内にいるだけでワクワクでした。

そして、当時はアメ車とて、カスタムというよりも、ジャパニーズな「改造車」といった感じで、アメリカ的とはいえない個体が主流の中、『ムーンアイズ ストリートカーナショナルズ』は、対象車種はアメ車、日本車、VWと多様にして、カリフォルニア的なスタイルにこだわったカーショーとして87年にスタート。そこに集結する個体は、それまで見たことのないアメリカを感じさせるものばかりで、大興奮したのでした。

そして91年には、パシフィコ横浜にて『横浜ホットロッドカスタムショー』がスタート!国内最大級のロッド&カスタム+モーターサイクルのインドアショーで、本場アメリカの有名車やビルダーをゲストに招き、本物に触れることができる重要イベントなのです。出展者も来場者も年々インターナショナルになり、世界的にも注目度が高い。クルマ、バイクに限らず、アメリカのモーター系カルチャーの楽しみ方や、マーケットは、ムーンアイズなくして成立しないといっても過言ではないでしょう。

また、ホットロッドの頂点的存在である、NHRAのドラッグレースにおいては、トップカテゴリーのファニーカーのスポンサーを務めたり、ボスであるShigeさん(菅沼社長)自身も、往年のドラッグスターや、カマロにてドラッグレースに参戦するなど、ホットロッドやモータースポーツとともに発展したハードコアなカンパニーとしてのポリシーや、創設者のディーン・ムーンの志を受け継いでいる点もリスペクト。

ムーンディスクやムーンタンクなど伝説的なパーツを始め、ムーンアイズの商品には、アパレル、日用雑貨、ペットグッズと、幅広いだけに、ホットロッダーとしての自分の身のまわりも、おのずとムーンアイズアイテムで溢れているのです。つまり、アメリカのモーターカルチャーに興味がある人にとっては、避けて通れない存在なのです。

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ムーンディスクやムーンタンクなど、レースやホットロッドのシーンで支持されるスピードパーツをリリースするカンパニーとして、ホットロッドの歴史に深く名を刻む伝説的な存在が「ムーンアイズ」だ。国内では代理店としてムーンオブジャパンがスタート。創設者のディーン・ムーンが亡くなった後には、本家USAのムーン・イクイップメントも含め、Shigeさん(菅沼繁博社長)によって引き継がれている。

アメリカのモーターカルチャーを満喫する上で、重要なカーショー&スワップミートを国内で初めて(87年)開催したのが『ストリートカーナショナルズ』。西海岸的なスタイルにこだわったクールなストリートカーが集結し、国内でのスワップミートの定着にも大きく貢献。インドアショーの『横浜ホットロッドカスタムショー』の他、様々なイベントを主催している。

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オリジナルのスピードパーツをリリースするカンパニーなだけに、現在でもレースのフィールドでは、ムーンのパーツを目にすることができる。また、NHRAのトップカテゴリーであるファニーカーのスポンサーを務めているあたりには、カンパニーとしてのポリシーが感じられる!

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モーターカルチャーとも連動するダイナースタイルのレストランとして、91年より『ムーンカフェ』がスタート。雰囲気が抜群なだけでなく、バーガー、メキシカン、シェイクなど、リアルなアメリカンフードから、ムーンカフェでしか味わえないオリジナルのプレートメニューも抜群に美味しくて最高です!!

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横浜、本牧の名所ともいえるほどおなじみの存在となっているエリア1。1~2階店内にはステッカー、アパレル、雑貨、オートパーツまで、ムーンアイテムがびっしり。お隣にはムーンカフェ。ガレージでは、ピンストライピング ステューディオとして、日本の第一人者であるワイルドマン石井が筆を走らせているのです。

ムーンアイズの世界観を知る上でも、見て楽しめるカタログとしても機能するバイリンガルなインターナショナルマガジン!何はともあれこの1冊を入手しましょう!巻頭では、77年の渡米時にShigeさんが撮った写真によってLAのストリートシーンをフィーチャー。自分も1ファンとして、ムーカフェのメニューを紹介しています!


MOON OF JAPAN,INC.
Tel:045-623-5959
www.mooneyes.co.jp
神奈川県横浜市中区本牧宮原2-10


★石橋秀樹
アメリカンホビーショップ「ホットワイヤー」の店主であり、フリーペーパー「イグナイト」の編集人、そしてアメ車マガジンでもライターを行なうなど、アメリカンカルチャーに関する偉人(変人)である。人生は肩ひじはらずに「フリースタイル」なのが信条。

アメ車マガジン 2020年 10月号掲載


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