コラム

-フリースタイルで行こう- #07 奥行深い Hot Wheelsの世界!

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-フリースタイルで行こう- #07 奥行深い Hot Wheelsの世界!

The Hot Wheels Culture

アメ車好きでなくとも、Hot Wheelsのブランド名を聞いたことのある人は多いはず。ダイキャストカーのトップブランドとして、半世紀以上の歴史を持つHWには、一生愛せるだけの奥深い魅力がギッシリと詰まっていたりする。今回は日本を代表するHWマニアでもある石橋氏のHW愛とそのこだわりを紹介していくことにしよう!

アメリカらしさをリアルに感じることができるのがHot Wheelsの魅力であり、オリジナリティだ!

Hot Wheels(HW)は日本でもお馴染みな存在ですが、アメリカやアメ車をキーワードにした場合、あらゆる面で否応無しに関係してくるし、実車のトレンドとシンクロしているばかりか、ホットロッドやレースでの歴史とも直結しているだけに、ホットロッドメモラビリアとしても無視できないモデルが大量に存在します。そのうえ、グラフィックなどにポップカルチャーのトレンドもタイムリーに反映されるので、HWを通してアメリカをリアルに感じ取ることができちゃいます。

日本では、ポピュラーなアメリカのミニカーブランドといった程度の認識しかされていないようですが、ダイキャストカーのトップブランドとして、半世紀以上の歴史を持つHWには、一生愛せるだけの奥深い魅力がギッシリと詰まっているのです。

60年代後期のデビュー当時より日本での正規販売がありましたが、子供が遊ぶオモチャという認識で、ホットロッドの文化が独自解釈されていた国内では、実在する傑作ショーカーにしろ、HWオリジナルデザインのコンセプトモデルも、子供向けとして大人達はスルーといった感じでした…。個人的にも当初は、奇抜なデザインのコンセプトモデルは目に入っておらず、マッスルカーやホットロッド系に着目していたのですが、色々と知れば知るほど、奥深い魅力が見いだせて、HWの大ファンになっていったのでした。

日本では、ミニチュアは精巧な造りであることが良いとされていますが、実は、精巧なものほど、単なる縮小版でしかなく、味わいが薄く長く愛せなかったりします。その点HWは、大量生産で安価なTOY然としながらも、リアリティやオリジナリティは抜群!そして、なんといっても、ブランド立ち上げ時のコンセプトでもあるのですが、デザイナーは実車のメーカーでキャリアを積んだプロフェッショナルが採用されているのがポイント大!

HWを代表するモデルとしてお馴染みな「デオラ」は、HWの生みの親でもある初代デザイナー、ハリー・ブラッドレー大先生によるダッジのコンセプトカーだったり。そして、なんといっても、ブランド名にも現れている通り、ホイールのデザインにも他社には真似ができないHWの素晴らしさが現れているのです。ホイールはそのクルマのキャラクターやカッコ良さをアピールする最も重要なパーツなだけに、ホイールが素晴らしいことで、さほど興味がないモデルであっても、HWだと驚くほどに魅力的だったりします。

自分はコレクターではないので、気に入ったものがあれば手に入れるといったスタンスなのですが、HW愛が深いため、皆さんがスルーするようなマイナーなものにも反応してしまい、全くもって収集がつきません!近年の小スケールダイキャストは、正しくスケールダウンしたリアルな作りが主流となっている中で、オリジナリティの高いHWの魅力が際立って、一層HWに対する思いも深まっています。そんなワケで、これからもHWの魅力から逃れることはできないでしょう!

Super Comp Dragster

Super Comp Dragster

様々なドラッグマシンを担当するMoparオーナーでもあるデザイナー、フィル・リールマンらしいモデル。T型Fordベースのスーパーコンプ。モダンでシャープなスタイリングがステキでお気に入り。

Oscar Mayer Wienermobile

Oscar Mayer Wienermobile

世界一有名なプロモーション車両のオスカーメイヤー社のウィンナーモービル。HWでは93年にリリースされてから、これまでに10種以上のバリエーションが存在。1インチ程度の極小版は、96年リリースのマイクロシリーズ。近年ではモンスタートラック仕様でもリリースされている。

Green Collection

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幼少期より好きな色が緑でして、ついつい緑のものに反応する習性があるので、緑ありきでコレクションしてみたり。このケース内で綺麗に緑のグラデーションにするのが目標だけど先は長そう…。

IMSA・Sebring / ’76 Chevy Monza / ’76 Greenwood Corvette / ’69 Corvette Racer

IMZA・Sebring

IMSAやセブリングなどの耐久レース仕様はとにかくカッコイイ。グラマラスなシルエットの美しさにしろ、それを際立たせるカラースキムにしろ、HWの方が実車以上に魅力大だったりします。リアルなラバータイヤもお似合い!

Fast Foodie / Roller Toaster / Buns of Steel / Street Wiener

Fast Foodie

ファストフードをモチーフにしたHWオリジナルデザインのシリーズ。テーマやアプローチが実にアメリカンでファニーでも、全体のデザインやディテールの良さに、HWのセンス&スキルの高さが感じ取れてたまりません。

Drag Bike & Chopper

Drag Bike & Chopper

Chopcycles、Rrrumblers、HotShoなどの70年代初頭のHW姉妹ブランドには、どうにもならないほどイカしたバイクのモデルが大量にラインナップされていて、どれも大好物。近年でも同等のモデルがこっそりリリースされてたり!

Boyd Coddington Custom Rods 1996

Boyd Coddington

大量生産かつアソート販売というアメリカならではのスタイルのHW が、精巧さの限界に挑戦したハイエンドなシリーズ。シリーズ名のレジェンドに相応しいHot Rod界の伝説、BOYDの傑作4台を再現。内容、クオリティともに、ダイキャスト史上無視できないHot Rodメモラビリア!!

Action Pack / Galileo

97~ 99年にラインナップされたアクションパックは、レース、工事、警察など、様々なシーンを再現したセットで、専用のバリエーションや付属品が魅力なんですが、宇宙好きな自分としては、NASAによる宇宙計画モノとしてコレクション!

’71 Plymouth GTX + Torq Thrust

'71 Plymouth GTX

最も欲しいアメ車が71年型GTXですし、ホイールマニアとしてアメリカンレーシングの大フェンな自分にとっては超必須アイテム。付属するトルクスラスト・ホイールの縮小モデルがまたステキ。05年リリースで車体黄色/ ホイールがポリッシュ仕様もあり!

 

MOON OF JAPAN,INC.

★石橋秀樹
アメリカンホビーショップ「ホットワイヤー」の店主であり、フリーペーパー「イグナイト」の編集人、そしてアメ車マガジンでもライターを行なうなど、アメリカンカルチャーに関する偉人(変人)である。人生は肩ひじはらずに「フリースタイル」なのが信条。

アメ車マガジン 2020年 11月号掲載


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