シボレー

古くても気楽に乗りたい、だからラットの方が好き!

シボレー210

シボレー210

1956 Chevrolet 210

THE VINTAGE ビンテージアメリカンの魅力

クルマは色々な意味で自分の自由にできるオモチャだね!

クルマは走ってナンボ!見た目なんて二の次三の次で、一番大事なのは中身だよ!と語る東海カーズの細井さん。そうは言っても、その意見に同調できる人はまずいない…と思っていたら、カーズのスタイルを地で行く人がいた。しかもビンテージばかり4台も所有するほど筋金入り。その名も「伊藤則一」さん、御歳53歳だ。

古くても気楽に乗りたい、だからラットの方が好き!

ここ数年、ビンテージアメリカンの人気が急上昇中。アメマガの別冊「ビンテージアメリカン」が毎年発売されるのもそう言う理由だが、フツーのユーザーが求めるのは「綺麗な旧車」。だが、そんな風潮に真っ向から対峙するのが東海カーズであり、そのお客さんである伊藤さんだ。

これまで伊藤さんは、カーズでビンテージアメリカンを数えきれないほど購入しているが、実はまだ3年ほどの付き合い。元々はモトクロスを趣味にしており、レース会場までアメ車のトラックにバイクを積んで行ったらカッコイイかなぁ〜と思い、C10を探していたそうだ。いわゆるクルマ情報サイトで東海カーズを知ったが、それが運のツキ。C10だけでなくカマロも一緒に買ってしまった。

伊藤さんによると「クルマ遊びは一通りやったかな。ゼロヨン、首都高、最高速。サーキットを走り出したのは30歳以降だけど、C3コルベットは中学生の時から乗りたかった。けど、もっと速い国産車に乗ったから今まで機会がなかったんだよね」と語る。

さて、初のアメ車としてC10とカマロを購入するが「アメ車ってどんなクルマもバーンナウトすると思っていたんだよ。でもしないし、全然速くない。見ると乗るとじゃ大違いで、スグにカーズに買い戻してもらったよ(笑)」とのこと。ちなみにモトクロスはドクターストップが掛かり、出番がなくなったC10は同じくカーズへ。

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「やっぱり乗ってみないとクルマは分からないよね。でも、気に入ったクルマはずっと置いておく主義で、今は210とベルエア改、C3コルベット、それにシェベルの4台。古くてもキチンと走れなきゃイヤだし、駐車する場所に気を使いたくないから、ベルエア改の出番は少ないかな。そもそも何で買ったんだろ(爆)」とも。

ちなみに伊藤さんは小学生のお子さんを筆頭に、3児のパパでもある。幼稚園の送迎にアメ車たちが出動することも珍しくなく、こんなクルマが迎えに来たら間違いなくヒーローになれると言うもの。

そもそも伊藤さんがここまでラットに惚れ込む理由を聞いてみると「子供の頃に乗ったゴーカートが原点かな?ガタガタ揺れる感じが怖いけど面白かった。今のクルマは静か過ぎて電車みたいだし、運転している感覚がないよね。それと1台だけだと妥協しちゃうけどけど、複数台あればTPOに合わせたカスタムや使い方ができるよね」と深〜いお言葉。自由にアメ車を楽しんでいる伊藤さんは、同じ感覚の東海カーズと、出逢うべくして出逢ったと言えるだろう。

1956 Chevrolet 210

シボレー210

本当のファミリーカーは別にあるが、4台のアメ車の中ではもっともファミリーカーとして使用できるベルエア。エンジンはまさかのLS-1にコンバージョンしており、エアコンも装備。「えっ!? 高速走れるの?」と多くの人に聞かれるそうだが、最近高速道路の最高速が引き上げられたが、120km/h巡行は十分可能とのこと。そこまでしておいて実は重ステなので、今後は電動パワステの追加を計画中だ。

フロントタイヤは195/65R15。リアは325/50D15のクイックタイムドラッグをセット。ショックはビルシュタインのエナペタルを装着しており、メチャメチャこだわった仕様だ。そりゃ、高速巡行も可能なワケだ。

オリジナルの雰囲気を残すが、クイックシフターに変更しており、どう見ても普通じゃない。ちなみに愛妻家の伊藤さんはオーバーオールにも奥様の名前をペイント。

2020年11月号でESPYさんを紹介しているが、事の発端は伊藤さんが「NYの地下鉄にあるようなグラフティを入れたい!」と言ったのが始まり。フロントフェンダーには家族の名前入り。

1967 Chevrolet Chevelle

1967 Chevrolet Chevelle

現在カーズで若干の仕様変更中のシェベル。元々ドラッグ用だったものを、街乗り仕様へとカスタム。レース用の572エンジンを搭載し、超絶ナローデフをセット。リアタイヤは31×18.5R15もの激太サイズで、車内は赤いカーペットで覆い尽くされ、同色のフルバケを装備。これで幼稚園の送迎もこなすそうだ。

1982 Chevrolet Corvette & 1956 Chevrolet Bel Air

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以前アメマガ本誌で紹介したことのある、1982年型のC3と1956年型のベルエア改。現在は伊藤さんの愛車となっている。C3は正直言って遅いので、今後ツインターボ化を計画中。ベルエア改は車高が低いし大きすぎるので、正直持て余し気味。まぁ、綺麗な旧車が集まる時に乗って行くクルマかなぁと語る。

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伊藤さんの本業は、日本で数少ない研磨屋さん。通りに面した看板はどう見ても遊鷹さんのデザインで、会社の制服にも採用。ちなみにゼムクリップの研磨では世界シェアの95%を担っている、とんでもない企業だ。


29年型フォード・モデルAと、27年型フォード・モデルT、博物館に展示されていてもおかしくない2台。

クルマは走ってナンボ! 走れるカマロが欲しいなら東海カーズへ行け!!

426HEMI搭載のワイルドなプリマスベルベディア

乗りやすさと「刺激」を併せ持つ「筋肉車」ファイアーバード・トランザムとコロネット


Tokai Cars
TEL:0533-86-8890


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2021年 1月号掲載


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