メンテナンス

メンテナンスはまさに百利あって一害なし!

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MAINTENANCE of CHEVROLET CAMARO

2017年にデビューした現行型のカマロも、気づけば丸3年が経過。そろそろ最初の車検を迎える車両が出始めるが、それに先立って、ウイングオートでカマロのチェックを実施。2000年以降のアメ車は壊れない!とよく耳にするが、車検時に検査するポイントでチェックしてみよう。

今のアメ車はまず壊れない、だがそれも乗り方次第だ!

今回チェックしたカマロは、2017年12月登録車で、走行距離はまだ8000km。正直言って何のトラブルもなく、油脂類も透き通ったままで新車同然と言っても差し支えないレベル。じゃあ、カマロは壊れないからメンテナンスはしなくてOK!?と思うのは大間違いだ。

クルマはただの鉄の塊ではなく、その中には冷却や潤滑を司る油や水が各部に使われている。これらは走行距離や時間の経過で着実に劣化するが、それを定期的に交換することで愛車のコンディションを良好に保つことができる。また保管場所や乗り方次第でコンディションは大きな差がつくので、車庫保管がやはりベスト。だからと言って乗らな過ぎるのも問題で、適度な洗車&走行が重要といえる。また細かな部分で言えば、ステアリングを目一杯まで切らないとか、切り返しの際にクルマが完全に停止するまでシフトを切り替えないなど、ちょっとした気遣いも後々に影響を与えることとなる。

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ちなみにディーラーの車検が高額なイメージを持つ人が多いが、ウイングオートでは事前に相談してから行なうので、金額面での不安もない。また、同時に修理や修復、さらにカスタムの提案も行なってくれるのは非常にありがたい。また、半年ごとに点検やオイル交換を実施するメンテナンスパックも新たにスタート。個別に行なうよりも50%リーズナブルで、まめに点検を行なえば車検費用を抑えることも可能。一度にまとめて行なわず、こまめにメンテナンスを行なうのが、愛車のコンディションを良好に保つ秘訣だ。

MAINTENANCE of CAMARO #01 DIAGNOSIS TESTER
目に見える部分だけでなく奥の奥までしっかりチェック

今のクルマには複数のコンピュータはもちろん、様々なセンサーが各部に配置されている。それらが正常に機能しているか、ウイングオートではGM の純正テスターを使用してしっかりチェック。インパネに警告灯が表示されていなくても、細かなエラーの履歴がしっかり残されているので、それらを車検時にしっかりチェック&クリアするのも重要である。「クルマを長く気持ちよく乗って頂きたいので、細部までしっかりチェックを行ないます」とのこと。

MAINTENANCE of CAMARO #02 ENGINE OIL & COOLANT
水と油はクルマにとって血液にも等しい大切な部品!

その重要性をいまさら説明するまでもないが、エンジンオイルや冷却水はエンジンを保護する重要な部品の1つ。定期的な交換を怠ると性能の低下はもちろん、最悪の場合はエンジンブローに繋がる。また、それが高速道路を走行しているときに起こったら、大事故にも繋がりかねない。痛みやトラブルが他に伝染しないよう、定期的な交換が必須。なおウイングオートではメーカー指定の5W-30を推奨するが、サーキット走行が多い人には粘度指数の高いオイルも提案してくれる。通り一辺倒のメンテナンスではなく、ユーザー1人1人の乗り方、使い方に合わせたメンテナンスメニューを設定するのは、非常に心強い。

MAINTENANCE of CAMARO #3 AIR CLEANER
走るコンディションによって変わるがエアクリーナーも定期的に交換すべし

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エンジンルーム内のメンテナンスで、DIYで手軽にできるメンテナンスといえば、エアクリーナーの交換。だが、現行型カマロのクリーナーBOXはネジで固定されており、メーカーとしては「触ってくれるな!」的なスタンスを感じるが、DIYでできない訳ではない。ちなみに8000km走行した程度では、まだまだ新品同様。なお、走行距離は交換サイクルの1バロメーターにすぎず、埃っぽいところを走る機会が多い人は、少し短めに交換した方が賢明だと言える。

MAINTENANCE of CAMARO #04 BATTERY
前後の重量バランスを考慮してかバッテリー本体はトランクに設置

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スポーツカーによくあるケースだが、意外にも重量があるバッテリーは、トランクルームの右側にある。メンテナンスカバーを外せば端子は見えるが、交換するとなると内張を外す必要がある。つまり、車庫に停めっぱなしでバッテリーが上がってしまったら、意外と大変なことになる訳だ。これを防ぐには充電器を繋ぐのもありだが、やはり定期的な走行がもっとも手っ取り早い。またタイヤを始めとするゴム部品の劣化を防ぐためにも、適度な走行は欠かせないと言える。

MAINTENANCE of CAMARO #05 SUSPENSION
大径ホイールを装着しているならとくに注意すべきポイント

JEEPなどの4WDなら骨太なサスペンションを採用するが、乗用車のそれは意外なほど細かったりする。これらの耐久性は、当然ノーマルのタイヤ&ホイールで設計されているので、より太く、重い物に交換すれば、当然負担がかかってくる。もちろんある程度の安全マージンは持たされているが、確実に寿命は短くなることを理解しておいて欲しい。また、サーキット走行などを頻繁に行なう人の場合、ショックやスプリングだけでなく、各リンク部分のブッシュにも注意が必要。余談だが、走行距離が伸びた車両で乗り心地を改善したいからといってサスペンションを交換するのではなく、まずはブッシュの交換がオススメ。これだけで乗り心地が劇的に改善されるので、メンテを行なってからカスタムすべきだ。

MAINTENANCE of CAMARO #06 BRAKE
パッドやローターのチェックに加えフルードの色にも注意しよう!

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現行型のカマロはブレーキのコーティングが改善され、以前のモデルよりも遥かにサビにくくなっている。だからと言って、錆びない訳ではないし、ブレーキダストがホイールに付いたままだとサビの原因にもなりかねない。また各部にはラバーシールが多用されており、動かさないことが劣化に繋がるので、適度な走行が欠かせない。なお、ブレーキは重要保安部品なのでDIYでの作業はご法度。パッドの交換といったメンテナンスは、ウイングオートに依頼しよう。

MAINTENANCE of CAMARO #07 DIFFERENTIAL
駆動力がかかり続けるリアデフは定期的なオイル交換がマスト

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エンジンからの駆動力を左右のタイヤに振り分け、なおかつスムーズな旋回も司るリアデファレンシャルギア。新車に組まれたままのギアはアタリが出ていないこともあり、最初は鉄粉が出やすい。熱による劣化はもちろんだが、鉄粉を除去するために定期的な交換が欠かせないと言える。サーキット走行ではとくに大きな負担が掛かる部分でもあるので、走行する前に新しいオイルに交換するのを強くオススメする。

MAINTENANCE of CAMARO #08 CLEAN AIR FILTER
グローブBOXからアクセスできるようになりトラブルが激減!

先代モデルはワイパーカバーの下からエアコンフィルターにアクセスしていたが、新型ではグローブボックスからに変更。以前はここから雨漏りするトラブルが多かったが、新型ではそんなトラブルともオサラバ。ちなみに汚れは走行距離に比例するが、アレルギーがある人はマメに交換した方が良いだろう。


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PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜

アメ車マガジン 2021年 2月号掲載


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