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半世紀近く経過したビンテージマッスルでも、幅広いネットワークを駆使し自社輸入を実施!

1970 Dodge Challenger / 1973 Pontiac FireBird

1970 Dodge Challenger / 1973 Pontiac FireBird

1970 Dodge Challenger / 1973 Pontiac FireBird

THE VINTAGE ビンテージアメリカンの魅力

今では全国にアメ車専門店はあるが、1957年から60年以上に渡りアメ車の販売・整備を行なってきたバーニーズ。現行モデルはもちろん、ビンテージカーも積極的に自社輸入を実施。今回は日本に上陸したばかりの2台のマッスルカーを紹介しよう。

60年以上の歴史を誇るバーニーズはGMの正規ディーラーを経験したことで、豊富なノウハウを蓄積し、GMの認定サービス工場に指定されている。言わばその高い技術力は、GMからお墨付きを与えられているというわけだ。そんなバーニーズでは、やはりGM系をメインに取り扱うが、もちろん他メーカーの車両も販売中だ。

今回ピックアップするチャレンジャーとファイヤーバードは、実は2021年に日本に輸入したばかりの個体。どちらも日本未登録車なので、半世紀前のクルマでありながら初回は3年間の車検が取得可能!また日本の場合、初年度登録から13年が経過すると自動車税が15%アップするオカシナ法律がある。大排気量が魅力と言えるビンテージマッスルオーナーにとって高額な自動車税は大きな障壁。だが、税率がアップするまでかなり猶予があるのは非常に魅力的なポイント。

バーニーズの藤田社長は「マッスルカー=大排気量という図式にこだわらず、経済性も考えた車両を敢えて輸入しています。走りが楽しめつつも、お財布にも優しい、そんなクルマを今後も輸入しようと思っています」とのこと。闇雲に加速するのではなく、心地良くクルーズしたい。そんなアメ車が欲しいなら、バーニーズに相談してみよう。

1970 Dodge Challenger
ストック風のスタイルに見せつつ走りも追求した仕様

1970 Dodge Challenger

それでは、チャレンジャーの細部を見てみよう。基本的にはオリジナル風のスタイルをキープしており、ブルーの内外装にホワイトのバイナルトップがあしらわれ、非常に涼しげな印象。エンジンは318を搭載しており、アルミ製のラジエーターファンに換装済みで、オーバーヒートへの対策も万全と言える。

1970 Dodge Challenger

実はこの車両、アメリカでの全履歴が残されており、それによるとリーフスプリングはホッチキスに変更。ショックはライドテックのFOXを装着し、かなり引き締まった乗り味となっている。マフラーはT/Aグレード風に変更し、リアウイングは兄弟車のクーダによく見られるタイプを装着する。

燃料タンクやホース類もしっかりとリフレッシュされていることによって、旧車特有の不安要素も可能な限り除去。見た目はノーマルチックだが、その気になればしっかり走れる!そんなさりげない仕様だ。

初代チャレンジャーの中で、比較的初期のモデルに属する。現行モデルで言うところのB5ブルーのような鮮やかなボディカラーに加え、純白のバイナルトップが夏の強烈な日差しを感じさせてくれる。リアスポイラーはトランクに直接装着するタイプではなく、クーダなどに見られるGTウイングを先取りしたようなタイプを装着する。

エンジンはオリジナルの318をそのまま搭載。大掛かりなチューニングなどは施されていないが、ラジエーターをアルミ製の大容量タイプに変更されているため、確実に冷却し安定した走りを実現する。

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ショックは前後共ライドテックのFOXに変更。リアのリーフスプリングはホッチキスに交換し、ノーマルよりも引き締まった印象とのこと。なお燃料タンクやホース類もリフレッシュ済みで安心感も高い。

ボディカラーだけでなく、インテリアもブルーを基調とする。今では考えられないような内装色だが、この独特な内装色こそ、ある意味60〜70年代のアメ車らしいところと言える。新車同然とはいかないまでも、半世紀前のクルマとは思えないほど良好な状態だ。

1973 Pontiac FireBird
当時のテイストをそのまま味わいたい人に最適な1台

1973 Pontiac FireBird

続いてはファイヤーバード。日本ではトップグレードのトランザムばかり注目されているが、敢えてスタンダードなグレードで、軽快に流すのもアリ。第二世代のファイヤーバードは通算3タイプのフロントマスクが存在するが、この車両はもっとも初期のスタイル。ボンネット上にはラムエアーと呼ばれる特徴的なエアスクープが鎮座しており、見るからに〝ヤバそうなオーラ〟を醸し出している。

1973 Pontiac FireBird

そのボンネットの下には、350のV8を搭載。美しくリフレッシュされているが、補記類も含めオリジナルのスタイルをキープしており、デビューした当時の乗り味を楽しみたい人には見逃せない個体だと言えるだろう。

車内を見て見ると、インパネにはウッドパネルがあしらわれ、レザーシートも装備。スタンダードグレードと言いつつも当時としては充実した装備内容なので、走りだけでなくラグジュアリー性も重視したい人にオススメだ。

第2世代のファイヤーバードはフェイスリフトのたびに角張っていったが、オリジナルは比較的丸みを帯びたスタイル。トランクと一体になったリアスポイラーや、ラムエアーを備えたボンネットなど、実に個性的なスタイルと言える。ワインレッドのボディカラーにブラックのバイナルトップがよく似合っており、この時代のアメ車らしいポイントと言える。

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ファイヤーバードといえば、翼を広げたマークがアイデンティティの1つ。ボンネットにはラムエアーがあるので、リアビューにさりげなく装着。大人にはこれぐらいがちょうど良いかもしれない。

ボンネット上には、ラムエアーと呼ばれる特徴的な2つのエアスクープを備える。エンジンは350を搭載。マッスルカーらしいパフォーマンスが体感できるが、自動車税も比較的リーズナブルなので、賢い選択と言えるだろう。

ウッドパネルとレザーシートが奢られたインテリア。スタンダードなグレードでありながら、ただ走るだけでなく快適な移動空間も追求している。2ドアスペシャリティカーの先駆け的な存在で、いまの国産車では絶滅したジャンルと言えるだろう。


BERNESE
住所:三重県津市藤方530 番地
TEL:059-227-6365
HP:http://bernese.co.jp
営業時間:10:00 ~20:00
定休日:水曜日

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PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載


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