セダン

チャレンジャーと人気を二分する最速セダンとして評判のチャージャー

2014y DODGE CHARGER SRT8

2014y DODGE CHARGER SRT8

2014y DODGE CHARGER SRT8

THE PICK UP TEST DRIVE

フォード・マスタングに端を発した60年代、70年代のヘリテージを受け継ぐデザインの流れに乗って、2005年に2006年モデルとして復活を遂げたダッジ・チャージャー。今や、唯一無二のハイパフォーマンスセダンとして確固たる地位を築いている。

レトロフューチャーブームの煽りを受け装いも新たに4ドアモデルとして登場

今回試乗したのはダッジ・チャージャー。ジャンルとしてはセダンに属するわけだが、ここ最近はセダンに接する機会がめっきりと少なくなったと感じたため、改めて各メーカーの公式サイトを覗いてみたところ、セダンと銘打っていたのはキャデラックのみで、そのほかはラインナップしていてもジャンル分けされずにまとめて表記されていたりする状態。さらにモデル数が極端に少なかったのである。やはりアメリカでもセダンの人気が低いということなのだろう。

しかし、そんな状況下の中でもセダンというジャンルで息巻くモデルがチャージャー。ちなみに第1世代から第5世代までは2ドアモデルのみで、4ドアモデルとして登場したのは、読者諸兄もよく知る、映画「ワイルド・スピード」でも使用されている第6世代以降からとなる。第5世代と第6世代の間には約20年の空白期間があったものの、フォード・マスタングに端を発した往年のモデルをオマージュしたデザインを取り入れるレトロフューチャーがブームとなり、クライスラー&ダッジも300Cやマグナムをリリースし、これに続く形でチャージャーも2005年に2006年モデルとして市場に投入され、あの大人気モデルのチャレンジャーよりも早かったのである。そこからはすっかり、ハイパフォーマンスなセダンといえばチャージャーが定着することとなる。

IMPRESSIONS
アクセルを踏めば踏むほどに暴力的な加速力はヤバイ!!

2014y DODGE CHARGER SRT8

今回試乗したチャージャーは2014年モデルで、この世代のトップグレードであるSRT8。先代モデルのSRT8は6.1ℓV8で425hpを出力するエンジンを搭載していたが、この世代からは排気量がアップして6.4ℓとなり、最高出力は470hpで45hp向上している。その恩恵はクルマに乗った瞬間からというか、アクセルを踏んだ瞬間から感じられ、うかつに踏み込もうものならホイールスピンしてしまうほどだ。この乗り味を味わってしまうと病み付きになってしまうのも分かる!!

ハイパフォーマンスがウリのチャージャーやはり狙うはトップグレード「SRT8」

2014y DODGE CHARGER SRT8

撮影車両は第7世代の前期型で、トップグレードのSRT8。エンジンは以前に比べて排気量もパワーも向上したことにより、さらにアグレッシブな走りを楽しめる。これを味合わないのはもったいない!!

ボトムスにも手が入るお買い得な1台

全貢でも述べたが、チャージャーの人気を押し上げたのは紛れもなく映画「ワイルド・スピード」だろう。なかでも5作目のMEGA MAXで金庫を引きずりながらカーチェイスするシーンは圧巻で、金庫を引きずっていたチャージャーを見て影響された人は少なくないはずだ。主人公たちが乗っていたチャージャーは第6世代だが、それを追いかけるポリスカーで使用されていたのが第7世代で、今回撮影した車両がこれに当たる。

2014y DODGE CHARGER SRT8

第7世代でも撮影車両は2011年から2014年モデルまでのわずか4年間だけリリースされた前期型。2015年モデルからはフルモデルチェンジし、ヘルキャットを有する現行モデルである。要するに、リバイバルして登場したチャージャーには3タイプあるため好みが分かれるところだが、撮影車両はトップグレードのSRT8。搭載するエンジンは先代モデルよりも排気量をアップした6.4ℓ V8HEMIで、最高出力も引き上げられて470hpを出力。

ホイールは22インチのジオバンナを装着し、ブレーキは標準装備のブレンボ、そしてサスペンションにはテイン製車高調及びEDFCが装着されているだけでなく、インテリアに目を向けると、レーダーやドライブレコーダー、オーディオなど、装備も充実。しかも走行距離はたったの2.3万km。これはもう乗るっきゃない!

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先代モデルは2.7ℓV6、3.5ℓV6、5.7ℓV8HEMI、6.1ℓV8HEMI の4タイプをラインナップしていたが、マイナーチェンジした2011年モデル以降では3.6ℓペンタスターV6、5.7ℓV8HEMI、6.4ℓV8HEMIの3タイプをラインナップ。そして2015年にはヘルキャットに搭載される707hpを出力するスーパーチャージャー付きの6.2ℓV8HEMIも追加されているが、撮影車両に搭載されているのは6.4ℓV8HEMIで470hpを出力する。

ヘッドライトは先代モデルと比べてもさらにツリ上がっており、ダッジブランドのアイデンティティであるクロスヘアグリルも前面に押し出されたことによってインパクトのある顔立ちとなっている。さらにそれまでの左右独立型から左右一体となったリアテールもこのモデルから。ピラーやリアディフューザーにはカーボン調を採用し、マフラーはボーラに換装するメイクが現車にはなされている。

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ホイールはジオバンナ・エセックスの22インチで、タイヤサイズはF:265/35R22、R:265/35R22を組み合わせ、サスペンションにはテイン製の車高調がインストールされているだけでなく、走行中の乗り心地を自動調整してくれるEDFCアクティブプロも備えている。

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平面基調だった先代モデルに比べて第7世代のインパネ回りは抑揚を付けて躍動感が高められており、各部操作類をドライバー側に傾けた配置でコックピット型のレイアウトとなっている。さらに現車にはレーダーやドライブレコーダー、キッカー製のオーディオが備わる。

フロントシートは程よくホールド性を利かせたバケットタイプを装着。リアシートの足もとにはエアコンの吹き出し口を備えるだけでなく、シートヒーター機能も有する。そして開放感を演出するサンルーフも備えている。


SPEC

全長×全幅×全高● 5077×1905×1483mm ホイールベース● 3053mm エンジン● V8 排気量● 6.4ℓ 最高出力● 470hp/6000rpm 最大トルク● 65kg – m /4300rpm トランスミッション● 5AT


試乗SHOP:COAST MOTORING【コーストモータリング】
所在地/埼玉県入間市二本木950-1
TEL/04-2946-7203
URL/https://coast-jp.com
営業時間/10:00~20:00
定休日/日曜日・祝日

埼玉県入間市に店舗を構えるコーストモータリング。同社が主催するイベント「SUMMER COAST」や東京オートサロン出展などによってカスタム色が強いイメージだが、前提となる車両販売や整備、車検など、アメ車に関してトータルでサポートしており、ここ最近には、本店から歩いて数分の場所にもファクトリーを構えて、バックアップ体制の強化を図っている。そんなコーストモータリングの一番のセールスポイントは純正パーツの供給体制。GM・フォード・クライスラー、各メーカーの検索エンジンを使用して、シリアルコードからパーツの確認を行ない、確実にアメリカにオーダーできる仕組みが整えられているため、どんなトラブルにも迅速に対応可能なのだ。


写真&文/編集部
アメ車マガジン 2021年 7月号掲載


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