コラム

-フリースタイルで行こう- #18 なぜかフランケンシュタインが好き!

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-フリースタイルで行こう- #18 なぜかフランケンシュタインが好き!

なぜだか惹かれるモンスター界のアイドル、フランケンシュタイン!ホラー関連やハロウィンなどのアイコンとして様々な形で登場するだけに、関連グッスのコレクターも少なくない。マニアックにしてコミカルな人間のHOT ROD化ともいえるキャラクターにアメリカを感じる?!

モンスター界のアイドル的存在のフランケンシュタインですが怖いモンスターとしてではなくコミカルなフランケンに惹かれるのです

フランケン(フランケンシュタイン)といえば、面長で額が張り出した無表情で長身のモンスターとしておなじみの存在。そもそもの原作がどうであれ、ドラキュラ、狼男、半魚人同様に、ホラー映画として独自のアプローチで着色したユニバーサル映画のキャラクターとして人気となった。60年代にはコミカルなタッチのモンスター系のTVドラマやアニメが誕生し、一般的に広く浸透した感じ。

日本人として日本で生まれ育った自分としては、幼少期に観た藤子不二雄の『怪物くん』と同時にに、『幽霊城のドボチョン一家』の邦題で放送されたアメリカCBSのアニメ『Groovie Goolies』で、アメリカンなフランケンの魅力を刷り込まれた模様。いずれも当時は一般的に人気のあるアニメとして誰もが知る存在でしたが、自分としては、その後もコミカルなフランケンに惹かれるのでした。

中高生の頃はとにかく洋楽にハマるのですが、その頃はUSAよりもUKなパンク系がお気に入りで、アメリカのロカビリーをパンク的に激しくアップデートしたパンカビリーやサイコビリーなどを追い求めていました。そこでは曲の題材やビジュアル的なファクターにモンスターがしばしば採用されるため、自分の中ではフランケンがアイドル的な存在に。そんな感覚を引きずったまま運転免許を取得し、初の愛車にサメカマこと1973年型カマロRSを購入したことで、今度は一気にアメリカやアメリカンHOT RODを意識するように。

そんな中で、初めて『ザ・マンスターズ』の存在を知るのでした。自分の生まれる前から放映されていたCBSのTVシリーズで、日本国内では『アダムスファミリー』の影に隠れてマイナーだったので、存在すら知らなかったのですが、劇中車を通じて番組の存在を知ることに。

そもそも主人公的存在のフランケン「ハーマン」のルックスやコミカルなキャラがツボなのですが、一家のファミリーカーである「Munster Koach」はモデルキットやホットウィールでもお馴染みのショーロッド界の巨匠、トム・ダニエルのデザインによる馬車がベースのホットロッド。もう1台の“Drag-U-la”はネーミングからも分かるように棺桶のドラッグスターだったりで、制作ではカスタム界の巨匠、ジョージ・バリスが担当。そんなわけで、クルマや音楽においてもフランケンは何かとシンクロするため、自分にとっては常にアイドルだったりします。また、感覚的に近いと感じる人が同様にフランケンが好きというケースもしばしば。

そういえば、ヘビーロック界の大御所であり、ホラームービーの監督としても大活躍中のロブ・ゾンビが、『ザ・マンスターズ』の映画版の制作を正式に発表! 映画も楽しみですが、関連商品の発売も気になるところ。そんなわけで、なぜだか人気のフランケンには、マニアックなコレクターも少なくないようですが、個人的にはあくまでもコミカルでキャッチーなアプローチの物にだけ反応。

基本的にはユニバーサル映画のライセンスとなっているので、フィギュアなどはリアルな物が主流のため、自分のコレクションの大半が無名品。ハロウィンの時期になると、アメリカのスーパーマーケットでは何かしらフランケン物を入手できたのですが、最近はフランケン物が少なめで残念…。そんななか、たまに99¢ショップなどでチープな製品で見つけては大喜びしたり!

今回このコラムのテーマにしたことで、改めて自分のコレクションをチェックしてみたのですが、希少価値のあるコレクタブルの物はほぼなし。一番のお気に入りは、ユニバーサル映画ライセンス品にしてバーガーキングのキッズミールだったり。しかし、これがどういうわけか、見当たらずでモヤモヤしています。診察台に設置されたLEDによって、トランスルーセントな頭部が発光する素晴らしいアイテムで、それ自体も魅力的ですが、ファストフードのおまけとして採用するアメリカの感覚がまたステキ。こんなアイテムにこそ、アメリカのカルチャーが感じ取れて萌えるのです!

■ 1992 Playskool Big Frank 16”

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40cm超えのビッグサイズの知育玩具。頭部に収納された工具で開閉式のボディ内のギアを回すなどして修理するといったもの。『FIXME!』と喋ったり、目が発光するギミック付き。

■ GIGANTIC Frankenstein

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1964年にオーロラ社がリリースしたオリジナルは激レアでコレクターズアイテムだったが、2008年に唐突にライセンス再販されたので即買い!実際のモデルはかなりコミカルだけど、ボックスアートはクール!

■ 1978 IDEAL “Scare Cycles” Frankenstein

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スカルのチョッパーに脱力系のおじさんが乗ったTOYなんですが、かなり入所困難なコレクタブル品。自分は同シリーズのゴーストが乗ったトライクは所有しているものの、フランケンは高額で手が出せない感じ。スタント走行が楽しめるフリクショントイとしてイーブル・クニーブルの仕様は超有名。

■ 1997 Burger King Kid’s Meal Toy Universal Monsters 4″ Frankenstein’s Monster

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4インチというサイズ感や、トランスルーセント&無塗装の素材感もチャームポイント。交換不可の電池式LED発光のギミックがまたたまりません!安定化電源に改造して卓上オブジェにしたい!

■ HYSTERIC MINI“Franken Mini” House of Monsters

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いずれも入手しにくいノベルティ品でして、往年の駄玩具をオマージュしたアソートボックスのパッケージデザインの素晴らしさに撃沈ですが、キャラクターのMINIちゃんのフランケン化がまたお見事!フィギュアも素晴らしいけど、イラスト(時計)も完璧。

■ 2003 Hot Wheels “the Von Auto’s Monster” Dairy Delivery Halloween Highway Series

IMG_0410描かれたフランケンのイラストの素晴らしさと、DIVCOのミルクVANをモディファイした“ デイリーデリバリー” のカッコ良さがマッチした秀作!

■ 1980 Remco Universal Monsters 3-3/4” Action Figure

IMG_0415が演じた1931年版の『フランケンシュタイン』のフィギュアという点では王道のコレクターズアイテム。フィギュアの仕上がり的には眠そうなおっさんでしかないので、パッケージのデザインが命!

■ 1991 Hamilton Gifts Soft Vinyl

IMG_03921:6スケールによるいわゆるソフビ。ユニバーサルのライセンス品なのですが、愛せるだらしなさでお気に入り。古着屋時代に商品としても扱いましたが、意外と人気でした。

■ 1991 Gravedale High Frankenstein / McDonald’s

IMG_0409鳥山明タッチでお気に入り。手を下げるとベロが伸びるギミック付き。何かのキャラなのかは?ですが、マックのキッズミール。紫のボディーは中にシャボン玉液が入っていて頭部がワンドになっている。渡米時に99セントショップにて見つけたので10個ぐらい買ってみた。

■ Jakks Pacific 2003 Bride of Frankenstein

ボリス・カーロフが演じたユニバーサル映画のワンシーンを再現したフィギュア。国内のフィギュア屋さんで入手。これもパッケージを含めた雰囲気の良さがポイントなので、未開封のままガレージにディスプレイしています。

■ The Little Tikes Flashlight

動物やセサミストリートのキャラをモチーフにした懐中電灯をラインナップする中で、ハロウィン用と思われるモンスターのシリーズにこんなフランケンも!レバーを握ると口が開くと同時に、発光&発声する。

■ T-shirt,Rings

フィギュア以外でも、気に入った雰囲気のフレン券があれば入手。TシャツはHot Rod系のアイテムを扱うショップで入手。リングはオーナーさんがチョッパー乗りのアパレル屋さんで入手。国内のアーティストによるもので、樹脂製で色違いのバリエーションが複数あるといい感じ。

★石橋秀樹
アメリカンホビーショップ「ホットワイヤー」の店主であり、フリーペーパー「イグナイト」の編集人、そしてアメ車マガジンでもライターを行なうなど、アメリカンカルチャーに関する偉人(変人)である。人生は肩ひじはらずに「フリースタイル」なのが信条。


アメ車マガジン 2021年 10月号掲載


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