SUV

見れば見るほど癖になる それがナイトロの魅力!

2007y DODGE NITRO

2007y DODGE NITRO

2007y DODGE NITRO

THE PICK UP TEST DRIVE

大胆なフェイスデザインに刺激的な名前を与え、07年に登場したダッジのコンパクトSUVがダッジ・ナイトロだ。右ハンドルとなり日本でも正規販売されたが、今回試乗のナイトロは左ハンドル!マイナーSUVと呼ばれるが、癖になるデザインと扱いやすさは今更ながら評価されるべき!?

大きなブームを起こせなかったが個性的なSUVとして注目するナイトロ

最近のガレージジョーカーの販売車両は、2000年代のモデルが目立つ。代表の小川氏曰く「2000年代初頭のモデルは穴場の世代。当時はあまり注目されなかったり、人気が続かなかったモデルが沢山ある。でも今、改めて見てみるとそんなに悪いクルマじゃない。そうしたクルマを見直して上げても良いと思っているんだ」。その最たるモデルがダッジ・マグナムで、弱点とされる箇所をメンテナンスし複数台在庫を並べ、今では同ショップの人気モデルだ。

そしてさらに、在庫車の特徴が「他店にはない、敢えて違うモデル」を狙って導入していること。フォード・エクスプローラーではなく、ブランド違いのマーキュリー・マウンテニアであり、リンカーン・ナビゲーターではなく、コンパクトなアビエーターといったようにだ。そして今回のダッジ・ナイトロも、右ハンドルの日本正規モデルではなく、左ハンドルのナイトロを仕入れた。

ナイトロは、ジープ・リバティ(日本名チェロキー)をベースにモノコックのコンパクトSUVとして、07年モデルからデビュー。ダッジが日本で正規販売店を構え販売した、4車種の1台でもある。当時のダッジを象徴するクロスグリル、大きく張り出したフェンダーなど、大胆で個性的なデザインが注目されたものの、残念ながら販売不振により2011年には生産が終了となる。

だがガレージジョーカーは、一度見たら忘れないデザイン、コンパクトなボディサイズなどを評価し、見直しても良いモデルとしてナイトロに注目する。今一度、個性派SUVナイトロをしっかり見ていこう!

IMPRESSIONS
名前の過激さほどの破壊力はないが乗りやすさはマイルドで癖もなし

2007y DODGE NITRO

全長が4580mmと、国産SUVと比べても同程度なので、初めてのアメ車だとしても臆することはない。近頃は過激なエンジンを搭載するダッジだが、ナイトロに搭載する3.7ℓV6 エンジンはあくまでも乗用テイスト。スタートからの破壊力はさすがにない。とはいえ、街乗りと普通の高速走行では必要十分のパワー&トルクを備え、サスペンションも変な癖もなく、運転はかなりしやすい。ジープの血を取り入れたナイトロだが、パートタイム4WDはシンプルな4WDロックのみ。悪路をガンガンは厳しいが、一般的なレジャーでは頼りになるはずだ。

一度見たら忘れない個性的デザイン、サイズ的にも扱いやすい

2007y DODGE NITRO

2007~2011年に生産されたダッジ・ナイトロ。ダッジが日本で正規販売した4車種の1台だ。当時の販売は思うように伸びなかったが、個性あるデザインと扱いやすいコンパクトボディは、今改めて見ると決して悪くない。日本では圧倒的にレアな左ハンドルということも含め、このナイトロは注目だ!

ライト類を新品交換し消耗品も交換済み

シャシーはモノコックのジープ・リバティ(日本名チェロキー)がベースのナイトロ。搭載するエンジンは3.7ℓV6と4.0ℓV6があるが、日本正規モデルは3.7ℓのみ。今回試乗したモデルは正規モデルではないが、3.7ℓのSLTグレード。

正規モデルのグレードは装備レベルに応じて、SE、SXT、R/Tの3つを設定するが、本国での07年イヤーモデルにはSXTより上のSLTが存在する。本来SXTの装備はSLTよりも劣るのだが、日本仕様のSXTは本国SLTと同等装備で、クルーズコントロール、本革巻きステアリング、運転席パワーシートが標準装備。また、日本仕様のR/Tは単なる上級装備モデルだが、本国でのR/Tは5ATの4.0ℓV6のパフォーマンスグレードだ。SLT(日本仕様SXT含む)の見た目の違いは、フォグランプの装着&クロームグリル。他のグレードはグリルがボディ同色となる。ホイールサイズはグレードで異なり、SE・16、SXT&SLT・17、R/T・20インチ。

2007y DODGE NITRO

現状でオーディオデッキ部分が取り除かれてはいるが、社外クロームパーツを装着し、ヘッドライト&フォグランプは新品交換。また、弱点とされるパワーウインドウメインスイッチや、オルタネーター、バッテリーも交換済み。多少の経年劣化はあれど、これは一般使用レベル。

とにかく、左のナイトロは間違いなくレアモデルだ。

本国のナイトロのエンジンラインナップはスタンダードの3.7ℓV6と、本国R/T の4.0ℓV6、ヨーロッパ仕様の2.8ℓV6ディーゼルがある。日本仕様は、R/Tを含む全グレードで3.7ℓV6を搭載する。ホイールはSLT&SXT専用の17インチ。SEは16インチ、R/Tは20インチとなる。

ラゲッジスペースの容量は最大で1994ℓとかなり広い。セカンドシートがフラットになるのは、この年代のアメ車では希少な部類に入る。撮影車両はヘッドライト&フォグランプは新品交換され、テールランプベゼルなどクロームパーツを装着する。クロームグリルは、SLT、日本仕様SXTグレードだけの設定。他のグレードはボディ同色となる。

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この年代のダッジ共通のセンターコンソールデザイン。丸形3連メーターがナイトロの特徴。FWDパートタイム4WDとなり、ダイヤルで4WDロックに切り替える。最大の前後トルク配分は50:50となる。

フロントシートはバケットタイプとなり、運転席はパワーシートとなる。R/Tだけが本革シートで、SLTは汚れが付きにくく、簡単に手入れができる抗菌ファブリックタイプ。ラゲッジスペースの床面は、荷物の積み下ろしが容易にできるスライド式となっている。


SPEC

全長×全幅×全高● 4580×1860×1785mm ホイールベース● 2765mm エンジン● V6 排気量● 3.7ℓ 最高出力● 205hp/5200rpm 最大トルク● 32.0kg-m/4200rpm トランスミッション●4AT


GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
所在地:千葉県銚子市四日市場町238
TEL:0479-25-7740
URL:https://www.garage-joker.com/
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日

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高品質なアメ車販売、本国仕入れのアメリカン雑貨でお馴染みのガレージジョーカー。車両展示&雑貨販売するショールーム、鈑金塗装・整備を行なう工場に分かれていたが、ショールームを工場に集約移転してリニューアル。全体の完成まではもう少し掛かりそうだが、雑貨が並ぶ店内はアメ車ショップであることを忘れさせる雰囲気。販売車両は近くに新たな土地を確保し展示されている。こちらも順次手が加えられ、ジョーカーらしい雰囲気になる予定だ。


写真&文/相馬一丈

アメ車マガジン 2021年 10月号掲載


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