イベントレポート

四駆はオフロードを走ってこそ!ジープで攻略するSAFの難コース!

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「さなげアドベンチャーフィールド」

アメ車…というより、オフローダーにはおなじみになっている「さなげアドベンチャーフィールド」。自然の森を走る林間コースや、登坂、モーグル、岩場など様々なセクションが用意される日本屈指のオフロードコースだが、今回“あのクルマ”のデビューによって、より難易度の高いセクションが登場したという。こりゃJeepで走ってみるしかない!


【ジープラングラールビコン・オフロード試乗!】見た目以上に最強なスペシャルモデル


トヨタ自動車のお膝元、愛知県豊田市に位置しながらも、日本全国の四駆ユーザーの聖地となっているのが、「さなげアドベンチャーフィールド(SAF)」。トヨタの4WD&SUVがずらりと用意され、実車をじっくり見られるほか、オフロードコースの同乗走行、場合によっては試乗も可能だ。もちろん自分の愛車を持ち込んでのオフロード走行もOKで、普段は体験できない、日常の中の非日常のアドベンチャラスな時間を過ごすことができるのだ。もちろん本誌や、姉妹紙「レッツゴー4WD」の取材でお世話になることもしばしば。

そんなSAFが今回、オフロードコースに難易度を高めたセクションをいくつか加えたという。あの、「ランドクルーザー300」の発表に合わせたもので、これまでのコースなんて緩い緩い、ランクル300はもっとレベルの高いオフロードを走破できるのだ! とアピールするためだという。

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おお、それはGOOD NEWS!ではでは我らがアメリカン・オフローダーの雄、Jeepはそのコースにどれだけ通用するだろうか?そんなわけで数あるJeepの中でも最強のオフロードモデル「ラングラー・ルビコン」を持ち込み、ランクル300が楽勝で走破したという難コースの数々にアタックしてみることにした!ちなみに今回設定した難セクションは、一部は今後に残すが、一部は造り変えてしまうとのこと。ただし9月いっぱいはそのままだそうなので、チャレンジするなら今しかない!

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SAFにはクルマの能力や、ドライバーのスキルに合わせて楽しめるよう、3つのコースがレイアウトされている。まず、最も基本となるのが「ワンダフルコース」。SAFの敷地内をぐるり1周するコースで、ビギナーや、SUVなどにオススメだ。もちろん、路面は未舗装で、山の中、坂の上り下りがあり、自然の森を満喫できる。ただし実際、ミニバンの4WDでも走れてしまうそうなので、Jeepではちょっと物足りない。

そしてビギナーでも車両が本格4WDだ、とか、オフロードをそこそこ走ったことがある、なんて人にオススメが「林間コース」。今回、難易度を高めたというのは、主にここで、泥沼や、大きなギャップを組み合わせたテクニカルバンクなど、以前よりかなり、手応えのあるコースになった。

そしてそして、ベテランでも手を焼く、SAF最高難度のセクションが並ぶのが「トライアルコース」だ。ここはレンタル車両での走行禁止、自車でのみ楽しめる。他の2つのコースがぐるり一周で走るのに対し、1つ1つのセクションが独立しているのもトライアルコースの特徴。「岩石走路」、「岩石登坂」、「キャメルマウンド」、「胸突八丁」などなど、セクションの名前からして、なかなか手強そう…。

で、Jeepルビコンは、もちろんこのトライアルコースに一通りチャレンジ! やや手こずる場面もあったものの、みごと各セクションをクリアした!

あまりにみごとに走りきったので、最後、ウインチワークにもいそしんだのだった(汗)

オフロードを走る前は、タイヤの空気圧を少し落としてあげるとグリップ力が増し、走破性がアップする。今回のラングラーは35インチのMTタイヤ、普段は3.0kgfの空気圧に設定していたが、1.8kgfまで落とす。落としすぎるとタイヤがホイールから外れてしまうことがあるので注意。


〔出演〕 JeepラングラーJL ルビコン(北米仕様)

JeepラングラーJL ルビコン(北米仕様)

JeepラングラーJL ルビコン(北米仕様)

今回、SAFの難コースに挑んだのは、本誌レポーター・こぼさか所有のJeepラングラーJL。並行輸入された北米仕様のルビコン/ショートモデルで、国内正規には設定されない6速MT。さらに2インチアップサス、35インチマッドタイヤ、WARNウインチなどで武装されている!

SCENE 1 泥沼
まるでジャングルクルーズ!エンジントラブルに注意だ

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SAFの中級コース「林間コース」に設えられた、本格的な泥沼! 事前に“深さ70cm、路面は比較的しっかりしてますよ”と聞いていたからいいものの、知らなかったら避けたいレベル。L4にシフト、進入はゆっくりと! 勢いよく突っ込むとエンジンが水を吸ってトラブルに…。

SCENE 2 テクニカルバンク
ジワジワとトラクションを確認しながら駆け上がり!

やはり「林間コース」にある、ヒルクライム…からの左、または右への駆け上がり。登りであまり勢いをつけすぎると曲がりきれない、アクセルワークの難しいセクション。おまけに今回は登り部分が削られモーグル状に。ルビコンのL4、超ローギアーが威力発揮だ!

SCENE 3 岩石登坂
ラインを外すとダメージ大!やたらに踏んでもダメダメ

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大小の岩がゴロゴロ並び、しかも斜度20度くらいの登り。岩はクルマの下回りにヒットするとダメージが大きいだけに、大きな岩を避け、少しでも平らな部分を選んでいくことが必至。クルマの動きに合わせリズミカルにアクセルを開けながら行くといいが、難しいかな…。

SCENE 4 岩石走路
スウェイバーをOFFしてアーティキュレーションを生かす

大きな岩がゴロゴロ並び、さらに岩の小山が設えている難コース。フラットなラインを見つけだすのも難しいので、ここはJeepのサスペンションストロークとアーティキュレーションをうまく使って乗り切る。下回りのヒットも避けられないので、イヤな人は近寄るべからず。

SCENE 5 キャメルマウンド
連続するコブや穴、ボディヒットは確実!?

ラクダのコブがアトランダムに並んだような、いわゆるモーグルセクション。レイアウトはSAFスタッフのその日の気分で変わり(?)、V字やキャンバー、小山の組み合わせで難易度も変化する。ただしここはルビコンが最も得意とするステージ。あえて難しいラインを選んでも、粘り強いサスペンションでクリア。

SCENE 6 胸突八丁
マッディな路面と20度の上りオマケに大きな穴もあちこちに

グランドのコースから出口に到る、マッディなモーグルの登り。最後の最後の難セクションは、シフトワーク、アクセルワーク、ステアリングワーク、ドライバーのすべてのスキルが試される場所だ。今回は難コース化で、深い大穴がいくつも出現!

SCENE 7 岩石登坂〈特別編〉
“第5の駆動輪”ウインチで攻め上がる!

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今回の出演車両、Jeepルビコンには前後デフロッックも電動ウインチも備えられていたのだが、幸い、そのどちらにもお世話になることなく、ほとんどのセクションをクリアできてしまった。が、せっかくなので、あえてここではウインチの基本的な使い方をレクチャーしておこう。装着していない、あるいは装着していても飾り?と思わせるJeeperも多い昨今。参考にしてくれ!

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ウインチを使いこなすにはツリーストラップ、シャックル、スナッチブロックなど周辺のアイテムも必須となる。安全のため、ウインチ使用時は必ずグローブをはめて作業したい。

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装着したウインチはWARN ZEON 10‐S。最大牽引力4500kg、シンセティックロープ採用で軽量。JLラングラーにベストマッチだ。

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まずはウインチのクラッチをフリーにして、ロープを人力で引き出す。今回は岩場、キツい登りということで、ダブルラインで引くことにした。

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適所にある木をアンカーに使う。木を保護するため必ずツリーストラップを使うこと。なるべく根本近くに巻くと、さらに安全だ。

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ツリーストラップとスナッチブロックをシャックル(今回はソフトシャックルを使用)でつなぐ。スナッチブロックにはウインチのワイヤを掛ける。


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SAFにはコイン洗車機も完備(1回300円)。走り終えたら洗車、というより下回り、フェンダー内、タイヤ&ホイールなど、泥を落としておこう。帰りの一般道に落とさないように!

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SAFにはまた、エアコンプレッサーも用意されている。エアを落として走ったら、ぜひエアを入れ直して帰ろう。無料で利用できるそうだ。35インチタイヤを3kgf まで入れ直せるほど強力!


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一緒に“ 攻めた”Jeepers

実は今回、この日にアメ車マガジンが行きますよ、とSNSで呼びかけてみた。と、お二人が一緒に走ってくれた!2台ともJKのケンさん(右)とヒロ(左)さんだ。オフロード走ってるな、と分かる2台。やっぱりJeeperはこうでなくちゃ!ありがとうございました!


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四駆で楽しむ総合アウトドアランド『さなげアドベンチャーフィールド』

愛知県豊田市にある、トヨタ自動車関連会社が運営する総合アウトドアフィールドで、オフロードコースをメインにデイキャンプエリアなども用意される。トヨタの4WD&SUVの試乗や同乗走行、もちろん自車持ち込みでオフロード走行もOKだ。現在、営業内容は限られるが、自車走行はOKとのこと。

所在地:愛知県豊田市伊保町向山16番地1
TEL:0565-46-5551
営業時間:9:00~17:00(内容、季節により変動あり)
定休日:木曜日
自車持ち込み走行料:4,400円 / 1時間・平日~7,700円 /1日・休日(ビジターの場合。会員は割引あり)

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Photo:Fumio Koga
Text:Yoshinobu Kohsaka

アメ車マガジン 2021年 11月号掲載


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