EXTREME AMERICAN
2006y FORD MUSTANG GT500E

誰かのマネではなく、自分だけの「個性あるカスタム」を提案する広島県のジェットシティ。その代表的なモデルが、ピンクを大胆に注入したエレノア仕様のマスタング。コーディネートが難しいピンクも調理する!
誰もが楽しくなるカスタムを求める!

訪れたオーナーが口をそろえて「家族みたいに温かい人柄が好き」と語る、広島県広島市のジェットシティ。時には優しく、時には厳しく、オーナー一人一人と向き合って対応する姿勢は、まさに家族さながら。定期的に開催されるスポーツ大会やBBQはスタッフ一同が本業を忘れての完全本気モードとなり、笑いと涙が絶えない交流の場となっている。
そんなアットホームなジェットシティだからこそ、カスタムも自由奔放で個性的なスタイルも誕生する。トレンドだけを追わず様々なパーツの組み合わせや手法を駆使して、いかに個性を盛り込むか。さらに、少しでも見る人が楽しくなるカスタムを取り入れるのもジェットシティ流だ。
紹介する06年マスタングもその一つで、マスタング乗りの憧れであるエレノア仕様に変更しながら、そのゴリゴリのスタイルをあえて消し去るピンクをボディ各所に注入。こんな斬新なやり方は、ある意味王道から外れ賛否が有るかも知れないが、とっても個性的だし何より面白い。何度も言うが、これがジェットシティ流だ。
個性を最大限引き出すことがジェットシティ流

多くの人は、ボディのワンポイントにピンクを入れることを想像しても、ストライプにドーンと入れる勇気は正直ない。だけどそれをやってしまったマスタング。ちなみにこのピンクは、地元である広島愛を感じるマツダ・デミオの純正ピンクがベース。
このピンクは装着するレクサーニ・RーFOUR・22インチホイールにも施され、ブラックとツートン仕上げ。全体をピンクでペイントしない色の塗り分けを見ると、ただの思いつきではなく、こだわりのある部分というのが伝わってくる。
オーナーとジェットシティのこだわりは、単にピンクを入れたというだけではなく、実はオーディオシステムだ。通常の上開き開閉から上方スライド開閉型に変更したトランク内には、カスタムペイントされたエアサスタンク&コンプレッサー、サブウーハーとアンプが鎮座。車内パネルはキャンディレッドにペイントされ、JLオーディオのミッドスピーカーが4発&ツイーターがインストール。さらにリアウインドー下のパネルにはモニターを埋め込むなど、手の込んだシステムを満載する。
マスタング王道のエレノア仕様、ピンクを大胆に入れる、そしてオーディオシステムなどインテリアを改築。これらすべてが組み合わさることで、誰ともかぶらないオンリーワンのマスタングが完成した。
こんなカスタムモデルがゴロゴロ存在するジェットシティは、とにかく大注目だ。
このマスタングはピンクだけがウリじゃない。トランクが上にスライドして開閉する仕様になり、トランク内にはカスタムペイントされたエアサスタンクとコンプレッサー、さらに自慢のオーディオシステムであるウーハーとアンプをセットする。


マスタングだからできるエレノア仕様にフルチェンジ。グレーボディにエレノアは最高にハマり厳つさがアップするが、ピンクでそれをあえて崩したのだ。ヘッドライトやテールもピンクにペイントする徹底ぶり。
インテリアはピンク…ではなく、キャンディレッドでセンターパネルなどをペイント。JLオーディオのミッド&ツイーターをインストール。リアガラス下のパネルにモニターを埋め込むなど、こだわりのシステムを作り上げている。
マツダ・デミオの純正ピンクをベースにしたピンクを、大胆にストライプにペイント。レクサーニ・R-FOURの22インチにも、このピンク&ブラックでペイントが施されている。
■取材協力:ジェットシティ (http://carshop-jetcity.com)
■Text & Photos|アメ車MAGAZINE
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